2016.3.6
低い声で話そう
こんにちは、おもてなし人材プロデューサーの近藤みなこです。
今日は、「声の高低」について考えてみます。
私の声質は、よく通る、高い声です。
酔っ払うとさらに大きくなるので、ご迷惑をおかけする以外に、
声のことで悩んだり、考えたりしたことはありませんでした。
しかし、先日、セミナーの動画を見て・・・がっくり。
かん高くて、子供っぽくて、信頼性がない、そんな印象の声質だったのです。
知識として、
「ビジネスシーンでは、低い声が心地よいです。
高い声に比べて、信頼度が高まります。」
という定義は知っていました。
では、なぜ低い声のほうが信頼度が高まるのでしょう?
★
脳は、学習によって以下のように「印象」をインプットしています。
低い声 ・・・ 理性的、落ち着いている、安心感。
高い声 ・・・ 感情的、興奮している。
今、私は、この法則に則って自分の声をコントロールする実験をしています。
(酔っ払っているときは忘れてしまいますが。)
1ヶ月あまりの実験で、声は低く発したほうが、
かん高く発声するより相手に信頼感を与えるということを実感しました。
加えて、以下の点に注意するようになりました。
言葉はゆっくり話す。
口を大きく動かして発音する。
強調したい言葉は、特にはっきり話す。
すると、私の話し方に説得力が生まれたように思います。
普段、何気なく話していましたが、ちょっとしたことに気をつけると、
相手に与える印象が大きく変わるものなんですね。
2016.3.6