LINE『既読』から考える開発者の思い

2016.3.1

 こんにちは、おもてなし人材プロデューサーの近藤みなこです。

 みなさんはLINEを使っていますか?

 私はCA時代の2012年、後輩に

「近藤さんLINEをされていないんですか?今、同期のやりとりは全部LINEですよ!」と言われ、

では始めてみましょう、と始めたものの・・・、

 『既読』がとっても憂鬱になり、

「私には向かないSNSだな」と思って、今はほとんど使っていません。
ベッキーさんの事例でも、セキュリティが脆弱なのかな、不安だな、との印象を持ってしまいました。
かわいいスタンプを送信してくださるとうれしいのですが、私はわざわざ購入してまでスタンプしたい内容をLINEでやりとりすることもありません。

 しかし、この間こんなことを耳にして、
「あら、LINEのイメージ変わるかも」と思ったんです。

 『LINEの既読機能は東北大震災の時に、相手が連絡を取れる状態であるのか確認するためにつけられたものらしい』

 以下、wiki解説です。

この「既読機能」は、元々東日本大震災の発生をきっかけとしてLINEが開発された際に、災害時など返信がすぐにできない状況においても安否確認ができるようにすることを目的として実装されたものであった。LINEの広報に対するインタビューでは、「LINEは匿名の第三者ではなく家族・友人とのコミュニケーションツールとして生まれたサービスであり、実際の会話に近いコミュニケーションを取るため、確実に言葉が相手に届いていることを示す既読機能を付けた」との回答がなされている。

 さらにこんなことも全く存じませんでした。

 震災時にはまだこの世になかった、というよりも震災がきっかけで生まれたLINEは、2011年6月のサービス開始から3年足らずで国内利用者数は5000万人超、国内人口の約40%をカバーするに至っている。

 ふむふむ。

こういったツールは、普段煩わしいと思っても、安全が脅かされた状況では大変有難いものに変化するのですね。

 

LINEに限らず、何事も開発の経緯を知ることは大切ですね。

何事も、世界をより便利に安全にしていこう、という志を持って放たれたオブジェクトなのですね。
快適に使いこなしていきたいものです。

2016.3.1

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