以心伝心に頼らず、言葉で伝えよう。

2020.3.3

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

西鉄大牟田駅で見つけた古い西鉄電車

 

「多様性の理解=ダイバーシティ」
日常に定着して、数年が経ちました。

今日は、
「コミュニケーションの方法」
多様性の理解の観点から、
考えてみます。

結論を言うと、

以心伝心に頼らず、言葉で表現しよう

ということです。

 

我が国の文化的特徴を表現する
ことわざに、

「以心伝心」

「目は口ほどにものを言う」

「空気を読む」

などがあります。

 

これらのことわざの意味は、

相手との共通点が多いため、
言葉に頼らなくても
意思疎通ができる、こと。

 

言葉以外のコミュニケーション
相手の状況や気持ちを
察することができる環境で
形成される文化的特徴です。

 

しかし、
冒頭で述べたように、

我が国の特徴は、

日常生活の中では、
失われつつあります。

 

「以心伝心」や
「空気を読む」ためには、

相手も日本文化に精通している
必要があるからです。

 

現在社会において、

外国からの移住者が
増加していること、

日本人であっても、
世代間での考え方の違い、

インターネット普及による
世界距離の短縮、

などにより、
コミュニケーションの相手が
必ずしも日本文化に精通していない
場合があるからです。

 

日本の文化的特徴の真逆は、

アメリカ合衆国のような
移民の多い環境で形成される文化
です。

 

文化的背景が異なる人々が
共に
暮らすには、

コミュニケーションの多くを
言葉・会話に頼る、ことが大切です。

 

「相手の考えはどんなんだろう?」

「私の考えはこうです」と
言葉に出して伝える。
(自分の考えを相手に伝える)

 

従来の我が国では、
「相手も、自分と同じ考えのはず」
という、思い込み
コミュニケーションのズレを
生み出している原因でした。

 

現在においては、

 

言葉によるコミュニケーションが
重要視されています。

 

お互いが、

・相手の話を聴く
(話をしやすい環境をつくる)

・相手の話を訊く=尋ねる
(相手の話を引き出す質問力を持つ)

 

これを繰り返すことで、
お互いを理解する環境が
形成されます。

 

もちろん、会社内でも同様です。

 

メールやLINEばかりの
コミュニケーションに頼らず、

きっちりと時間をかけて
話合うことから、
相互理解は始まる、と
いえそうです。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.3.3

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

命令一元制の原則

2020.2.25

太宰府の飛梅です

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

今回は、「命令一元制の原則」
ご紹介します。

 

組織で働いた経験のある人、
あるいは、
部活動などの上下関係のある
組織で
活動したことのある人にとっては

なじみ深い原則ではないでしょうか。

 

「命令一元制の原則」とは、

 

メンバーは、
常に一人の上司からのみ
指示を受けましょう、という原則。

 

仮に二人以上の上司の指示を
受けてしまうと、

異なった指示内容を受けた場合、
現場は混乱してしまう、

という内容の原則です。

 

視点を変えると、

上司は、
自分の直属の部下はだれか、

を把握し、

 

直属の部下以外の直接的な指導は
避けなければならない
ということです。

 

命令一元制の原則において、
重要なことは、

「部下」が「複数の上司からの
指示を受けない」のではなく、

「上司」が「直属の部下だけに
指示・指導をする」

ということではないかと思います。

 

「命令一元制の原則」、
案外、機能していない組織が

多いように感じます。

 

部下の指導・育成を考える前に、
上司自身が変化、成長することが
組織改革の第一歩であり、大原則。

 

部下にとって、
成長しやすい環境を整えて
あげられているか、

新入社員を迎える前の
この時期に、
振り返ってみるのも
よいかもしれません。

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.2.25

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

お役所仕事

2020.2.18

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

梅満開の太宰府天満宮

 

昨日、
福岡の日本料理の老舗T店の
オーナーが催す会合に
参加させていただきました。

 

お茶室で、美しいお料理、
貴重な器、季節の花あしらい、

なによりも、
T社長のお話が楽しく、
あっという間の3時間でした。

 

大変、貴重な時間を
過ごさせていただきました。

 

T社長のお話に、

2016年4月14日、15日の
熊本地震のエピソード
ありました。

 

地震発生からわずか2日後、

T社長は、
いてもたってもいられず、
1店舗を臨時休業にし、
お店のスタッフとともに、
炊き出しに行くことを決めました。

 

夜中2時に福岡を出発し、
5時間かけて熊本市内に
到着したそうです。

 

さて、T社長は、炊き出しの際、
被災地のご家庭で
食器類が無く
困っている、と聞き、

福岡に戻った後、
料亭で使用していない食器類を
被災地に送ろう、と考えたそう。

さっそく、地方自治体に
電話で連絡すると、

なんと、

 

「食器類は、未使用のものしか
受け付けていない」

 

との返答で、びっくりしたそう。

 

思わず、座を囲んでいた一同が

「お役所仕事ですね~」

と、口をそろえました。

 

先日読んだ本にあった、
二宮尊徳の
逸話思い出しました。

 

大飢饉があり、
数千の人が
餓死寸前だったとき、
尊徳は城の倉庫を開く鍵を渡すように
倉庫番に求めたところ、

 

「殿様直筆の文書がなければ
開けることはできない」

 

と返ってきた、と。

 

その直後に行ったのが有名な講話、

「手だてに困ったときの
飢饉の救済法」

 

お役所仕事は、
非常事態のときには、
足かせになる
ことがある、のですね。

 

無駄な手続きに時間をかけることで
その間に苦しんでいる人たちへの
救済が手遅れになる…

 

現在進行中のコロナウイルスの
対応においては、
そのようなことがないことを
切に願います。

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.2.18

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

組織とは、2人以上の人間の集まり。

2020.2.11

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

福岡市では111年ぶりに、
降雪しなかった、、、という
記録をつくる暖冬になっています。

 

5時30分に家を出るとき、

「あ!寒い」

と、感じるいことが少ない冬、
だと感じます。

 

さて、今日のテーマは、「組織」。

 

組織とは、2人以上の人間の集まり、
のこと。

 

この定義でいうと、
カップルも組織、
夫婦も組織、
親子も組織、
親友も組織、、、

ということができます。

 

 

2人以上で、なにかをすることこそが
組織的な行動なのだ、と
捉えてみましょう。

ひとりで考え行動するよりも、
より深い視野での行動が可能なことは、
皆さんの日常生活で
実証済みでしょう。

 

格好よくいうと、
人間はひとりで生きているのではない、
人々に支えられて生きているのだ、
ということになるでしょう。

 

「組織を動かす」というと、
ものすごく大きなエネルギーを
必要とするようなイメージを
与えますが、

実は単純明快なこと。

 

自分以外の人に、
自分の考えを伝え、
受け入れてもらうこと。

あるいは、
自分以外の人の考えを
受け入れること。

私も含め、
「組織アレルギー」の人は、
自分を受け入れてもらう前に、

他者を受け入れる準備をすることが
「組織アレルギー」の解消に
有効かもしれません。

組織とは、
2人以上の人の集まり。

 

人生は、いろいろな組織で
構成されている、と言っても
よいかもしれません。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.2.11

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

ポジティブな質問だけしよう

2020.2.4

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

「人は育てるものではなく、
育つもの」

「人はひとりひとり異なる存在。
ひとりひとりに合った
(違いを尊重した)教え方を
していこう」

 

多様性を重視した育成が主流
なっていますが、

その育成方法に不可欠なのが、

教える側の思考転換、行動転換。

 

投げかける問い、を変えることで
多様性を尊重することを意識しましょう。

 

 

たとえば、
「最近、営業業成績が上がらないのは、
なんでだと、思ってる?」

 

予想される答えの例としては、

「営業成績が上がらないのは、
先週、風邪で休んでしまったから」

「営業成績が上がらないのは、
計画どおりに回れなかったから」

 

この質問の仕方では、
ネガティブな答えしか返ってきません。

 

では、質問の仕方を変えてみましょう。

 

「常に高い営業成績を上げ続けるには、
何が求められていると思う?」

あるいは、

「常に高い営業成績を上げ続けるために、
自分にできることはなんだと思う?」

この質問に返ってくるのは、
ポジティブな答えです。

 

「そのためには、
健康を維持しなければなりません」

「そのためには、
1週間の予定を、実現可能な範囲で
策定することが重要です」

 

同じ内容を質問しても、
ネガティブな質問の場合は、
ネガティブな答えが、

ポジティブな質問では、
ポジティブな答え、
言い換えると未来志向の答え
返ってきます。

育成する側は、
常にポジティブな質問をすることが
求められています。

ポジティブな質問で
人が育つ環境をつくっていきましょう。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.2.4

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

SDGs(エスディジーズ)世界全体を考える

2020.1.28

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

SDGs 「エス・ディ・ジー・ズ」
日本語では、「持続可能な開発目標」。

 

2015年9月に国連で採択された
持続可能な開発のための

17のグローバル目標(世界共通目標)と
169のターゲット(達成基準)からなる、
開発目標のことです。

「SDGs」の画像検索結果

↑ このロゴマークの
ピンバッジをした人を見かけます。

 

SDGsの詳細をみていきましょう。
2016年から世界的導入が
スタートしました。

 

お恥ずかしながら、
私も具体的施策について知ったのは、
つい最近のことです。

 

ある統計を見てみると、
およそ1年前(2018年)のこと、

関東経済産業局が
中小企業経営者への調査
「SDGsについてまったく知らない」
との回答が84%

およそ8割の人が、
「SDGsってなに?」という状況。

 

では具体的に、
SDGsの定義をみていきましょう。

 

17のグローバル目標(世界共通目標)は、
貧困や不平等・格差、気候変動などの

問題を根本的に解決することを目指す、
世界共通の17の目標、のこと。

 

【貧困】
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に

 

【不平等・格差】
7.エネルギーをみんなに
 そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任

 

 

【気候変動】
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで
 目標を達成しよう

 

以上の17項目を達成するために、
169のターゲット(達成基準)
設けられ、
地方自治体や各企業で
目標が設定されています。

17項目をみてみると、
日本で生活している我々にとっては、
しごく当たり前に手にしている項目ばかり。

しかし21世紀の世界では、
手に届く範囲だけではなく、
地球全体の問題を真剣に考える
世の中になった、といえそうです。

 

そして、意外にも?
女性や高齢者、障害者の雇用では、
大企業以上に中小企業が
大きな役割を果たしている
そうです。

 

就職活動で、
「御社の企業はSDGsと

どう関わっていますか?」
質問する就職生が
もうすぐ登場する
のではないでしょうか。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2020.1.28

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

学校教育とつながる地域企業を目指せ

2020.1.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

2020年度から、
新しい学校指導要領に基づく
学校教育が始まります。

 

新・学習指導要領が目指すのは、
「社会に開かれた教育課程」の実現。

 

「社会に開かれた教育課程」実現には、
学校、課程、地域社会など
さまざまな方面からの取り組みが不可欠で、

 

特に
地域社会に存在する中小企業が、
率先して
「社会教育」の観点から
関わっていく必要が、
定義されています。

 

私も、企業団体の一員として、
小学校や中学校で、
授業をさせていただく機会があります。

今後は、
企業人が児童、生徒に向けて
地域企業の社員による「出前授業」が、
格段に増えるでしょう。

 

企業からの派遣講師が
子どもたちに授業をすることで、
子どもたちは、
大人と接触する機会が増えます。

 

そうすると、
社会の一端を知ることができ、
子どもたち自身も
地域社会の一員である
ことを
認識することができます。

 

令和時代の教育で、
将来の地域の担い手を育て、
未来の、
地域と中小企業の発展する様子に
思いを馳せたいと思います。

 

文部科学省のwebサイト
「学校と地域でつくる学びの未来」で、

学校と地域の連携による
取り組み事例を
見ることができます。

このサイト、すごく興味深く、
中小企業の地域での存在意義を
感じることができる
元気のでるサイトです。

学校と地域でつくる学びの未来
https://manabi-mirai.mext.go.jp/

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2020.1.21

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

人材難と無縁の会社の特徴は?

2020.1.14

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

春のような穏やかな一日でした

 

ある企業を想定してみます。

この企業は、
採用活動に特に苦労している
と想定します。

 

この企業は、
求人誌に年中募集をかけていて
興味を持った応募者が
企業に面接依頼の電話をする
方法で、リクルートしています。

 

この企業では、
現在いる社員が、
定年までずーっと務めてくれる
保障は・・・・ありません。

 

よく耳にする、
職種を問わず、
中小企業共通の現状
だと、捉えてください。

 

もう少し、深堀りします。

 

今いる社員が辞めて行ったら、
その人の代わりの人を
また採用する必要があります。

 

求人雑誌への広告

人材採用
(社長面談で1発で採用が決まった)

残念ながら離職

またまた求人雑誌への広告

人材採用
(社長が気に入って採用が決まった)

またもや離職 ・・・。

 

これを永遠にやっていては
生産性に悪影響を与え、
他の社員のやる気を削ぐことは
明らかです。

 

それでは、
経営者はどのような対策を
取るべきでしょうか。

 

私が、ここで声を大きくして、
言うまでもなく、

過去、いろいろな
経営コンサルタントや
経営者が書籍で
たくさんのことを
お話しています。

 

社員が辞めない組織の
共通点は、

10年先のビジョンがあること。

 

ビジョン=ゴール

つまり、

社員が辞めない組織には、

10年先のゴールが掲げられている
ということ。

 

10年先のビジョンを通して、
社員自身が、自分の10年後を
考えられる企業では、

 

社員は、
会社における自分の存在価値
認識できます。

 

経営者の立場で捉えると、

 

社員は単なる労働力ではなく、
これからの10年を
一緒に生きていく存在として
位置づけることになります。

 

10年先のビジョンをつくることは、

人材難で困る状況を
回避する有効な手段といえそうです。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2020.1.14

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

私のルーツ

2020.1.6

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

3年前の1/6
・・・包丁が切れず笑

2020年がスタートして、はや6日。

このままでは、
時間に流されてしまう!!

今年こそは、
時間に管理されず、
時間を管理する生き方をしていきます。

 

さて、
年末のことですが、
小学校の同窓会に参加しました。

30年数年ぶりの再会、
結論から言うと、

思い切って参加してよかったです。

 

私は、高校生入学から
福岡市に転居したため、

中学校時代までを過ごした
北九州市に、
帰省することはありません。

 

何十年も幼少時代を過ごした
北九州市に赴くこともなく、、、
現在に至っています。

 

両親が福岡市にいるため、
北九州市に愛着を持つことも
ありませんでした。

ところが!
今回、改めて北九州の街を
訪れたことろ、

懐かしさがムクムクと
こみ上げてきました。

 

お祭りの行われる、駅前広場とか、
お友達と通った中本町商店街とか、、
中央図書館とか、
とにかく懐かしく
過去を振り返ることができました。

 

同級生のほとんどは、
結婚し、子供さんがいて
(お孫さんがいらっしゃる方も!)

家庭を築いていらっしゃり、
地域で働いていらっしゃる。
地域のために、
働いていらっしゃる。

 

一枝小学校、
昭和61年(1986年)卒業生の皆さん、
次は50歳になったときに、
皆さんに会えるのを
楽しみにしています。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2020.1.6

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

中村哲先生

2019.12.31

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

今日で2019年も最後。
あっという間の一年、365日でした。

明日からの2020年は、
さらに情熱的に
真剣に毎日を過ごす一年に
していきます。

私の好きなアクロス福岡の写真。

 

 

さて、今年最後のテーマは、
先日、アフガニスタンで
命を絶たれた福岡の誇るべき人物、
中村哲先生のことを…。

 

連日、新聞でもテレビでも
インターネットでも、
中村哲先生を悼む報道を
目にします。

 

以前、
中村先生の講演を拝聴した時の
記録です。
中村哲先生の講演

 

アフガニスタンの人々の
気持ちを察すると、
日本人以上に負の感情を持っていて、、、
やるせない気持ちでいらっしゃるように
思います。

 

セミナーの際、
福岡県朝倉市にある山田堰手本に
造り上げた、

アフガニスタンのカマ堰の写真が
映し出されました。

 

この堰のおかげで、
砂漠が緑に変わり、
人々の生活が豊かになった、

2016年の講話の際、
中村先生は、写真を示しながら、
私たちに示してくださいました。

 

 

写真を拝見すると、
砂漠に緑地が発生していく様子、、、

大地が茶色から緑に変化する様子が、、、

 

これこそが、
人類の豊かになる過程なのだな、
と感じました。

 

21世紀の世の中、
AIだ、ARだ、
バーチャルリアリティだ、ウーバーだ、

などなど、
確実にIT化が進行している人類ですが、

 

中村哲先生が残してくださった、
人類繁栄の最も根本にあることは、

 

空気、水、太陽、植物…。

 

 

地球に生きる者として、
基本的に満たされている物質について

再考させていただきました。

 

中村哲先生、
どうぞ安らかにお眠りください。
ありがとうございました。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2019.12.31

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー