香水のようなアルザス産白ワイン ~ワインについての考察②~

2021.2.16

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

春キャベツのスープ煮です
ポワローのポタージュです

冬は、煮込み
ポタージュスープが
美味しく感じられる季節ですね。

 

父親の友人が丹精込めて育てた
実に、見事な!
キャベツと白ネギ(ポワロー)を
頂戴し、張り切って調理しました。

 

コロナ自粛期間を
感謝の時間として受け止めるならば、

 

私は、自炊回数が増え、

器やワインなどの飲み物にも
こだわって
日常生活を送るようになった、、、

と明確に宣言したいのですが、

 

実際のところは、たまーーに、です。

 

 

さて、
キャベツ煮やポタージュに
合わせるワインは、
やっぱり白ワイン

 

それも、
アルザス産の白ワインが最適です!

 

アルザスの白ワインは、私の大好物なのです。

 

アルザスの白ワインを
「香水のようなワイン」
と評する人がいます。

 

そのくらい、香り高い!ということです。

 

 

アルザスの白ワインの味わいは、総じて辛口です。

 

香りは、
カサブランカのような甘い香りでありながら
味わいは、きりりとしていて、すっきり。

 

これが、私がアルザスワインを好きな理由です。

 

アルザス地方は、
地理的環境から、
歴史的にドイツ領土になったり、
フランス領土になったりしています。

 

現在はフランス領ですが、
ドイツ語をむりくりフランス語読みにする
単語もたくさんあります。

 

州都のストラスブールや商都のコルベールは、
ドイツ風の建物が立ち並び、
フランスとは思えない景色でした。

 

 

アルザス地方の白ワイン品種には、
以下のようなものがあります。

 

・リースリング Riesling

ソムリエ試験の際には、
 「ビニール香」と、鼻に覚えさせました。

 決してマイナスな香りではありません!

 かつて、海底だった土地で、
 貝殻などのミネラル分が豊富な土壌で
 生育される品種です。

 オーストラリアやカルフォルニアでも
 生産されています。

 

ゲヴュルツトラミネールGewurztraminer

 私の最愛の品種です。
 コショウのようなピリッとした香りと
 カサブランカの華やかな香りがあります。

 

・ピノ・ブラン Pinot Blanc

・ピロ・グリ Pinot Gris

・ミュスカ Musucat

・エーデルツヴィケール Edelzwicker

 

フランス、とひとくちで言っても、
地理的な違いがあり、
産出されるワインにも
様々な違いがあることを
改めて感じます。

日本酒も同様でしょう。

ワインや日本酒は、農作物です。

人間の生み出した産物であることを
感じながら、
味わいたいものです。

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.2.16

 

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ワインがもたらしてくれる人生の楽しみ ~ワインについての考察~

2021.1.19

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

ソムリエ認定証書、宝物です

 

 

実は私、
2006年に
一般社団法人日本ソムリエ協会の
認定ソムリエ資格を得ました。

 

2004年に産業能率大学の通信講座で
ワインの楽しみを味わって以来、
ワインやそれにまつわる歴史は、

 

ワインが与えてくれる人生の楽しみ、

ワインをとおして出会った人との交流、

ワインが教えてくれる食文化への探訪、

などなど、

 

人生に彩りを与えてくれたものの
重要なアイテムのひとつになりました。

 

 

2004年、産業能率大学から
一般社団法人日本ソムリエ協会発刊の
見たことがないほど分厚い
テキストブック「日本ソムリエ協会教本」
送られてきました。

 

背表紙をめくった一枚目のページに

当時の日本ソムリエ協会会長でいらっしゃった
小飼一至(こがい・かずし)氏からの
メッセージがありました。

 

”ワインは、
その土地で獲れたぶどう果汁だけで
つくった酒です。
このような酒は、ワイン以外にありません。

ボトルの中に、その土地の文化が
凝縮されているのです。

なんと豊かな空間、時間でしょうか。”

 

私の手元には、すでに
2004年度版のソムリエ教本はありません。
よって、小飼会長のメッセージも
あいまいであることをお許しください。

 

しかし、
当時の小飼会長からのメッセージは、

当時の私のワインに対する気持ちを
十分に高めてくれました。

このメッセージがなければ、
私は、ワインに魅力を感じなかったかも
しれません。

 

そして、
ソムリエ資格を得るための勉強をしよう
とは考えなかった、かもしれません。

 

小飼一至氏は、
ソムリエ協会会長を辞任されてすぐに
ご逝去されました。

 

ワインと共に生き、
ワイン普及に人生をかけられた、

私のような、
名ばかりソムリエにも

ワインを勉強する機会を設けてくださった、
私にとってのワインの恩師であります。

 

いまさらながらですが、
ワインへの興味を持たせてくれたことに
感謝を申し伝えます。

 

遅ればせながら、
私にできる方法で、
ワインの楽しみ、喜びを伝える役割を
担ってまいります。

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.1.19

 

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