2018.11.9
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
「マズローの欲求段階説」解説が、
4つでストップしていました。
今日は、最後の欲求である
「自己実現の欲求」について
説明します。
自己実現欲求とは、
自分の求める欲求を
自分自身で手に入れる欲求。
自己の向上、あるいは
自己の潜在能力を実現したい、
という欲求。
のこと。
人間以外の生き物も
自己実現欲求を持っていますが、
人間以外の生き物の
自己実現欲求は、ただひとつ。
種を残すこと、だそう。
それに対し、
人間は、
たくさんの欲求を持って
生きている、といえます。
マズロー氏は、
①生存欲求
②安全欲求
③所属と愛の欲求
④承認欲求
ここまでを満たしていないと
⑤自己実現欲求 を
満たすことはできない、
と言っています。
①〜④の欲求のことを
「欠乏動機」と言います。
満たされていないと、
正常でいられなくなる、
動物として本能的に求める欲求。
①〜④の欲求は、
自分が努力して手に入れる
のではなく、
自分以外のものから
与えられる欲求、です。
動機、という点で考えると
外的要因で、叶えられる欲求
と言い換えることができます。
しかし、21世紀の日本では
①〜④の欲求が当たり前に
満たされているので、
4つの欲求そのものを忘れて
生活しています。
そうなると、登場するのが
【5】自己実現の欲求
この欲求は、
「成長動機」で構成されています。
これこそが、自主的に
モチベーションを上げる要因
です。
自己実現したい=成長したい、
という欲求で生活する人は、
自分自身の成長に集中しています。
この欲求を追求する人こそが、
自分自身で
モチベーション管理ができる人、
と言えそうです。
マズロー氏は、
こう語っています。
「自己実現欲求を
維持し続けると、
自律的・独立的な人生を送る
ことができる」
私が、
自律し、独立した存在の人に
憧れを持つのは、
自己実現欲求を追求し、
自らモチベーション管理を
行っている人だから、なのか!
大変勉強になりました。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
2018.11.9
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おもてなし人材プロデューサー