2020.11.3
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
以前に書いたこちらの記事↓の続編です。
いざこざのない組織は好ましい組織なのか?
「組織」の定義は、
人間が2人以上集まった集団、のこと。
自分と他人の集まり、のこと。
例えば「家族」は、
最小単位の組織、といえます。
★
組織において、
いざこざの原因は、
きわめて単純なこと、が大半で、
きわめて単純なことの
積み重なりが
やがて不満になり、
不満を抱えた人間同士が
いざこざを引き起こしてしまう・・・
原因を追究すると、
小さな小さな「イラッ」であった、
ということは、
家族などの組織を始めとして、
日常茶飯事です。
言い換えると、
いざこざがあるから、
組織として成り立っている、
と言えます。
「イラッ」とする感情が
沸き起こってくるからこそ、
家族は、家族であるのだと思います。
家族間での「イラッ」の原因は、
例えば「話を聴くときの態度」とか
「靴をそろえない」、「返事の仕方」、
「起こしてもなかなか起きない」
などなど。
ここで確認しておきたいのは、
いざこざの原因になる「イラッ」は、
家族の誰かの人柄、人間性
にかかわることではなく、
その人の行動や考え方、
物事の取り組み方、
物事への取り組み姿勢、
そんなことに
「イラッ」とするのです。
会社でも、同様です。
いざこざの原因は、
相手の仕事の進め方や
仕事への取組み姿勢、
身だしなみやあいさつの仕方、
そんな日常の中に
原因はあります。
決して、
相手の人柄や人間性に
「イラッ」としているわけでは
ありません。
相手の人格を非難する行為は、
ハラスメントです。
地球上で、
人間として生活する以上、
組織でうまくやっていく能力は
ある程度は必要です。
いざこざから目を背けず、
いざこざと向き合うことで、
組織を進化させていきましょう。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。
2020.11.3
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