2020.2.4
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
「人は育てるものではなく、
育つもの」
「人はひとりひとり異なる存在。
ひとりひとりに合った
(違いを尊重した)教え方を
していこう」
多様性を重視した育成が主流に
なっていますが、
その育成方法に不可欠なのが、
教える側の思考転換、行動転換。
投げかける問い、を変えることで
多様性を尊重することを意識しましょう。
たとえば、
「最近、営業業成績が上がらないのは、
なんでだと、思ってる?」
予想される答えの例としては、
「営業成績が上がらないのは、
先週、風邪で休んでしまったから」
「営業成績が上がらないのは、
計画どおりに回れなかったから」
この質問の仕方では、
ネガティブな答えしか返ってきません。
では、質問の仕方を変えてみましょう。
「常に高い営業成績を上げ続けるには、
何が求められていると思う?」
あるいは、
「常に高い営業成績を上げ続けるために、
自分にできることはなんだと思う?」
この質問に返ってくるのは、
ポジティブな答えです。
「そのためには、
健康を維持しなければなりません」
「そのためには、
1週間の予定を、実現可能な範囲で
策定することが重要です」
同じ内容を質問しても、
ネガティブな質問の場合は、
ネガティブな答えが、
ポジティブな質問では、
ポジティブな答え、
言い換えると未来志向の答えが
返ってきます。
育成する側は、
常にポジティブな質問をすることが
求められています。
ポジティブな質問で
人が育つ環境をつくっていきましょう。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。
2020.2.4
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