「いつも」することに意味がある

2017.10.9

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

2015年12月@アンコールワット

 

むかしむかし、
私がまだ入社5年目くらいの
比較的若いCA(=キャビンアテンダント)
だったとき、
先輩からこんなことを言われました。

 

「近藤さんのサービスは、
受け入れてくれるお客様にとっては
すごくいいサービスなんだろうけど、
(あなたのサービススタイルを)
受け入れてくれないお客様も

少なからずいらっしゃるだろうね」

今でも忘れられない言葉です。

 

先輩からこのように見られているとは、
自分自身では全く
気付いていませんでした。

 

よくよく考えてみると、
お客様によって差をつけている、
という気持ちは全くないのですが、

確かに
私を受け入れてくださるお客様には
積極的にサービスをしていました。

一緒にフライトをする
同僚CAさんにとっては、

「近藤さんは、お客様によって
サービスの波のある人だ」

と捉えられていても当然です。

もちろん、そのようなCAは、
会社の求めるCA像ではありません。

 

それから私は、ある目標を立てました。

「いつも、どんな方からも
一定の評価を得ること」

・・・しかし、やっぱり
いつも、どんな方からも
一定の評価を得ることは、
私にとってハードルの高い、
未だに到達できない目標です。

 

もちろん、
CAの仕事を離れた今でも、
私の心がけていることのひとつ、
です。

サービスを提供する人は、
特定のお客様にだけ
良いサービスをして

足してもらうことが
ベストではありません。

いつも、どんな方へでも
ある一定レベルのサービスを
提供し続けることが、

良いサービス従事者
なのでしょう。


良いサービス従事者になるために、
「いつも」やる、やり続ける、
これを目標にいたします。

2017.10.9

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

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