2018.11.30
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
「私を怒らせた電話対応」
経営者の目線で、この事例を
考える2回目です。
↓1回目のブログはこちら。
この事例に限らず、
社員さん(あるいは後輩)が
期待する働きをしてくれない・・・
根っこにある問題は、
経営側の原因です。
踏み込んで言うと、
経営者のマネジメント能力が
不足しているのです。
解決策は、3つ。
1)経営者がビジョンを示す
2)幹部を巻き込んだ仕組みづくり
3)時間をかける
今回は、
【2. 幹部を巻き込んだ仕組みづくり】
これについて考えてみましょう。
カッコイイ言葉でいうと
戦略的組織変革。
あなたの会社の
業績が悪化し、
危機的な状況を迎え、
組織変革の必要性が生じていて、
「我社はこれから
戦略的組織変革を実施します」と
経営者なり経営幹部が
宣言したとすると・・・
十中八九は
抵抗にみまわれるでしょう。
組織行動論の考え方では
社員さんが抵抗することは、
しごく当然だ、と言っています。
その理由には、以下の2つが
考えられます。
■変革にはお金がかかるから。
■今の状態に満足しているとき、
この状態を維持しよう、
と考え、
これ以上優れたものを手に入れたい
という動機づけは失われるから。
このような抵抗を回避するためには、
経営者側のリーダーシップが
不可欠です。
リーダーシップとは、
・長期敵なビジョンの提示
・ビジョン伝達によるメンバーの統合
・メンバーの動機づけ
変革を推し進める機能、と
言われています。
変革を決断する前に、
経営者自身のリーダーシップが
充分かつ適切であるかどうかを
見極める必要があると言えます。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
2018.11.30
あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ
おもてなし人材プロデューサー