日本女性は活躍できていないのか?~私の苦手なジェンダーギャップ指数~

2021.2.23

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

ドクターイエロー在来線用に遭遇!

↑ドクターイエロー在来線用

JR西日本に1両しかなく、
お目にかかる機会が少なく、
鉄道ファンの間では、
「見かけると幸せになる」と
言われる車両だそう。

この日は、一日、
HAPPYな気分で過ごせました!

 

 

世界経済フォーラム発信の
「ジェンダーギャップ指数」
発表されました。

 

 

相も変わらず日本は、
153か国の中で121位。
先進国の中で最低水準だそう。

 

心の声(最低水準でも、問題ないから!)

 

内閣府男女共同参画局は、
以下のように分析しています。

 

「わが国は、健康や教育については
水準が非常に高い一方で、
政治分野・経済分野の遅れが
目立っています。

これは、健康で、教育を受けた
女性たちが十分に活躍できていないことを
意味しており、(中略)
わが国にとって深刻な問題です。」

 

(ふむふむ、そうですか。
深刻な問題なんですね、、、)

 

以前指摘したとおり、
世界のモノサシと日本のモノサシ

 

日本女性は世の中で活躍できていなくて、
日本社会の中で、大きな社会問題に
なっているのでしょうか?

ちなみに、
「ジェンダーギャップ指数」で
高評価を得ているのは、

おなじみの、アイスランドや
ノルウェー、フィンランド、スウェーデン。

 

北欧では、専業主婦の概念は存在せず、
女性も働くのが当たり前の世の中です。

 

内閣府男女共同参画局では、
北欧の国々と日本での
女性の在り方の違いを、きちんと
理解しているのでしょうか?

 

専業主婦という職業が確立された
日本の世の中を
男女差なく働く社会を構築している
北欧社会と

同じ指標で定義してしまっていいのか、、、

 

それから、

日本女性の中には、
出世よりも、家庭優先で仕事をしたい
と考える人が一定数存在すること、、、

各人の満足の定義は、
いかに多様であることか、
を理解しているのか。

 

男女の役割が明確で、
それが「差別」でなく「区別」
考えられている日本の現代社会において

 

やれ、女性係長・課長がなん%、
起業家に占める女性の割合が30%(!)

 

などの数値目標を掲げられるな、

と、あきれ気味です。

 

そろそろ、
日本独自の視点で、
女性の満足度や社会進出度を
図る指標が登場してほしいですね。

 

「クォーター制」
日本社会では適していない、
ということを

政治家のみなさんにも
気づいていただきたいです。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.2.23

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

香水のようなアルザス産白ワイン ~ワインについての考察②~

2021.2.16

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

春キャベツのスープ煮です
ポワローのポタージュです

冬は、煮込み
ポタージュスープが
美味しく感じられる季節ですね。

 

父親の友人が丹精込めて育てた
実に、見事な!
キャベツと白ネギ(ポワロー)を
頂戴し、張り切って調理しました。

 

コロナ自粛期間を
感謝の時間として受け止めるならば、

 

私は、自炊回数が増え、

器やワインなどの飲み物にも
こだわって
日常生活を送るようになった、、、

と明確に宣言したいのですが、

 

実際のところは、たまーーに、です。

 

 

さて、
キャベツ煮やポタージュに
合わせるワインは、
やっぱり白ワイン

 

それも、
アルザス産の白ワインが最適です!

 

アルザスの白ワインは、私の大好物なのです。

 

アルザスの白ワインを
「香水のようなワイン」
と評する人がいます。

 

そのくらい、香り高い!ということです。

 

 

アルザスの白ワインの味わいは、総じて辛口です。

 

香りは、
カサブランカのような甘い香りでありながら
味わいは、きりりとしていて、すっきり。

 

これが、私がアルザスワインを好きな理由です。

 

アルザス地方は、
地理的環境から、
歴史的にドイツ領土になったり、
フランス領土になったりしています。

 

現在はフランス領ですが、
ドイツ語をむりくりフランス語読みにする
単語もたくさんあります。

 

州都のストラスブールや商都のコルベールは、
ドイツ風の建物が立ち並び、
フランスとは思えない景色でした。

 

 

アルザス地方の白ワイン品種には、
以下のようなものがあります。

 

・リースリング Riesling

ソムリエ試験の際には、
 「ビニール香」と、鼻に覚えさせました。

 決してマイナスな香りではありません!

 かつて、海底だった土地で、
 貝殻などのミネラル分が豊富な土壌で
 生育される品種です。

 オーストラリアやカルフォルニアでも
 生産されています。

 

ゲヴュルツトラミネールGewurztraminer

 私の最愛の品種です。
 コショウのようなピリッとした香りと
 カサブランカの華やかな香りがあります。

 

・ピノ・ブラン Pinot Blanc

・ピロ・グリ Pinot Gris

・ミュスカ Musucat

・エーデルツヴィケール Edelzwicker

 

フランス、とひとくちで言っても、
地理的な違いがあり、
産出されるワインにも
様々な違いがあることを
改めて感じます。

日本酒も同様でしょう。

ワインや日本酒は、農作物です。

人間の生み出した産物であることを
感じながら、
味わいたいものです。

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.2.16

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

お客様の様子をしっかり見て! ~ここがヘンだよ、コンビニ接遇~

2021.2.9

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

朝焼け、春も近いですね

「レジ袋、ご入用ですか?」

 

会計時に、
このように聞かれることが
当たり前になってきました。

 

私のボヤキを聞いてください。

 

コンビニにて、レジ係のスタッフが
私の前のお客様に

「レジ袋はご入用ですか?」

と、問いかけていました。

 

そのお客様は、
すでにマイバッグを広げています。

 

仮に私がレジ係だったら、

「レジ袋はご入用ですか」とは
尋ねないだろうな、と思います。

 

私の会計時、

「レジ袋はご入用ですか?」

またまた同じ問い

 

もちろん私も、
前のお客様と同様、
マイバッグを広げて
待っています。

 

「持っています」

少々、毅然とぴしゃりと伝えました。

 

すると、レジ係のスタッフは
元気のない口調で
このようにおっしゃいました。

 

「ありがとうございます」

 

何に対しての「ありがとう」なのか・・・

違和感を感じながら、
お店を後にしつつ、

またひとつ、コンビニ接遇のナゾ
感じたのでした。

 

もちろん、
コンビニやスーパーの
スタッフのみなさんは、

試行錯誤で有料レジ袋に
対応していらっしゃるのでしょう。

 

しかし、気になることは、

 

お客様の様子を
しっかり見ていますか?

 

ということです。

 

ひとりひとりのお客様の様子を
観察して、
どのようなニーズがあるのかを
理解することができれば、

「レジ袋はご入用ですか?」

の問いは、必要なくなります。

 

相手を観察することは、
悪いことではありません。

 

相手が何を欲しているのかを
理解することは、
コミュニケーションの助けになります。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.2.9

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

リアルとバーチャルのバランス ~コミュニケーションツール、今むかし~

2021.2.2

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

春が近くまで来ている気がします!

空が霞んでいます。
福岡では、
すでに花粉やPMが
舞っています。

 

 

昔語りで恐縮ですが、
私が1997年に航空会社に入社したとき、
携帯電話には、
メール機能はありませんでした。

携帯はあくまで電話器でした。

 

その後、すごいスピードで
携帯メール機能がつき、

絵文字が登場し、
写真を撮る機能がつき、

電子機器にうとい私でもさすがに、
コミュニケーション手段が
変化したな~、
と感じたことを覚えています。

 

2001年、

私は、ステイ先のホテルで、
ポットのコードをひっかけ、
中に入っていたお湯(熱湯!)を
右足ふくらはぎに浴びてしまう、という
失態をし、大きな水膨れをつくりました。

所属先のオフィススタッフに
連絡すると、

 

「携帯で右足の写真を撮って、
メールに添付して送ってください。
それを確認してから、
乗務可否を判断します。」

という指示を受けました。

 

生まれて初めて
メールに写真を添付する、という
行動をしました!

 

ちなみに、
黒いストッキングで
患部は目立たなかったので、
無事にフライトできました。

 

20年前の記憶です。

 

 

現在、携帯電話からスマホに変わり、
様々なアプリやツールが登場し、
コロナ禍でのコミュニケーション方法
定着してきました。

 

ここで、
今一度立ち返りたいのが、

リアルで行うコミュニケーションです。

 

画面上で行うコミュニケーションを
バーチャル・コミュニケーション
捉えるならば、

リアル・コミュニケーションは、
バーチャル・コミュニケーションの
登場以前から
世の中に普及していた
コミュニケーション方法、と
言っていいでしょう。

 

例えば、電話。
手紙、ハガキ、名刺、チラシ。

 

名刺交換した方に
お礼のハガキをお出しすると
大変喜ばれます。

 

私も、きれいな絵ハガキなどの
直筆のハガキが届くとうれしくて
しばらく部屋の一番いい
ポジションに飾ります。

また、
電話でのコミュニケーション
これまで、
相手の時間コストや金銭的コスト
が発生する観点から嫌がられがちでした。

 

しかし、緊急事態宣言下では、
人とのリアルタイムでの
コミュニケーションにかさを覚えます。

 

 

リアルコミュニケーションに
制限のかかるコロナ禍にでは、

バーチャルコミュニケーションの
利便性、先進性を認識しますが、

一方で、
現実的で、伝統的な
コミュニケーションスタイルで
人間らしさを感じさせること

 

コミュニケーションのバランスとしては、
面白いかもしれません。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.2.2

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ