2022.1.11
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
![](https://i0.wp.com/minako-skillup.com/wp-content/uploads/2022/01/20220109_143441.jpg?resize=150%2C150)
年末に、気になることわざを耳にし、
その意味を調べよう、と
そのままになっていたことを
思い出しました。
そのことわざは、
昨年2021年12月6日の
岸田文雄内閣総理大臣による
所信表明演説の中に出てきました。
「屋根を修理するなら、
日が照っているうちに限る」
岸田首相いわく、
故ジョン・F・ケネディ大統領の言葉だそう。
英語では、
“the time to repair the roof is
when the sun is shining.”
お恥ずかしながら、
このことわざは知りませんでした。
岸田首相は、
めずらしいことわざを
時々引用されますね。
勉強になります!
さて、「屋根を修理するなら~」の
意味合いとしては、
・手遅れになる前に問題点に着手しよう。
・やるべきタイミングを見極めよう。
だそう。
岸田首相は、
「危機に対する財政支出は躊躇なく行います。
経済あっての財政です。」
とお話されています。
コロナ禍での経済政策は、
まさに「雨が降る前にやる」ことが
大切だ、とのお考えが示されました。
ただ、
このことわざが、この演説に
必要不可欠だったのか、、、
ことわざだけが頭に残り、
岸田首相の「伝える力」が、
ことわざによって薄められている
そのような印象です。
★
揚げ足を取るようですが、
あらためて、
岸田首相の演説は、
内容がス~ッと頭の中に
入ってこないことが多いです。
例えば、
北京オリンピックの外交ボイコットを
実行するか否か、についての発言。
「適切な時期に
オリンピック・パラリンピックの趣旨や精神を
総合的に見て、国益に照らして自ら判断する」
「適切な時期」←それっていつ?
「総合的に見て」←総合的にって??
「国益に照らして」←国益の定義は???
何回読んでも、
何を言いたいのか、はっきりと理解できません。
岸田首相の演説は、
ことわざを学ぶ機会にはなりますが、
言いたいことがはっきりと伝わらない演説、
の見本のように感じます。
演説が下手でも、
決断力・実行力・継続力に長けていれば、
政権を応援します。
岸田政権を見守ります。
↓こちらもお読みください。
以心伝心に頼らず、言葉で伝えよう。
2022.1.11
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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰