ハングル文字の限界に学ぶ★先祖から受け継いだ漢字文化を伝承する責任

2021.9.28

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

新しいハガキの図案です

パソコンとスマホに頼りっぱなしで
手書きで文字を書かなくなりました。

セミナーでホワイトボードに
文字を書く前に、

漢字が浮かんでこず、ヒヤリ
することがよくあります。

 

お隣の国、韓国では、
言語に関するある問題が
深刻化しているそうです。

それは、ハングル文字の限界、という問題。

 

ハングル文字は、

15世紀に普及した、
比較的新しい言語ですが、

日本語でいうところの
ひらがな、カタカナにあたります。

 

漢字のように、文字自体に
意味を持たないため、

比較的簡単に読み書きができる
ようになるのが特徴です。

 

しかし、イメージしてみましょう。

ひらがなだけ、もしくはカタカナだけで
書かれた文章を読むのは、

なかなかしんどいですよね。

例えば、
「こうせい」という言葉のように
「構成」「後世」「厚生」「公正」など

発音が同じでも、
異なる意味で用いる言葉は、

日本以外の言語にも無数に存在します。

 

ハングル文字では
「こうせい」としか表現できないので、
読み手は「構成?」「後世?」など、

前後の文脈からイメージを膨らませて
読み進める必要があります。

 

ところが、
もともとの漢字を知らない若い世代は、
「構成」や「後世」「厚生」などの
単語が頭に浮かばないそうなのです。

 

これは、問題ですね。

 

ベトナム文字にも同様のことが起き、
問題視されているようです。

韓国もベトナムも、
もともとは漢字を用いていた地域。

 

日本語も、
漢字を排除して、ひらがなとカタカナの
時代がきてしまったら、、、

先祖代々培ってきたものが
崩れ去ってしまいかねません。

 

私たち世代は、
先祖から受け継いだ漢字文化を
次の世代にきちんと渡す、
その責任を負っています。

 

↓こちらもお読みください。
文化の日によせて @日本語の品格

日本語崩壊?

 

2021.9.28

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰