日本人は幸せなの?の問い

2020.3.10

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

先日、新聞の投稿コーナーで読んだ
ベトナムからの留学生(21歳)の
お声をもとに、
話をすすめていきます。

 

”私は日本に来るまで、
日本は立派で偉大な国だと
思っていた。

来日当初も、
町の発展ぶりや
人々の生活の豊かさを見て、

私の国ベトナムと差は
大きいと感じた。

 

きっと
日本人は自分の国に誇りを持ち、

幸せだと感じているのだろうと
思っていた。

 

しかし、
来日から10ヶ月が過ぎた今、

実はそうではないように感じる。

 

日本は、
世界でも自殺率が高い国の一つだ。

 

電車の中では、
睡眠不足で疲れた顔をよく見る。

日本人はあまり笑っていないし、
いつも何か心配事があるような
顔をしている。

 

日本人は勤勉で、一生懸命働いて
今の日本を建設した。

でも、
会社や組織への貢献ばかり考え、

自分の成果を自分が享受することを
忘れていると思う。

 

ベトナムはまだ貧乏な国だが、
国難でも楽観的に暮らし、
めったに自殺を考えない。

 

経済的豊かさは、
幸福につながるとは限らない。

日本人は、
何のために頑張っているのか。

幸福とは何なのか。

日本人自身で、
答えを探した方がいいと思う。”

 

いかがでしょうか?

 

20代の留学生の感じた、
まったく素直なご意見でしょう。

 

日本人には、
「人間らしさ」が欠如しているのか。

決してそうではないと思います。

 

あくまでも、
「見せ方」に
問題がある、
と思いたいです。

 

しかし、
他国の若者から、

このように見えていることを
日本人ひとりひとりが認識すること、

そのことこそが、
日本人の幸福論を
正しく世界に伝えていくための
第一歩になる、と思います。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.3.10

 

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