2019.4.2
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

新年度が始まりました。
そして平成時代が
まもなく終了・・・。
「平成最後の○○」
というワードを耳にすると、
ノスタルジックな気分になります。
さて、今日は
D.マクレランドという学者の
「3欲求理論」をご紹介します。
この考え方は、
人間が好む欲求を
3つにカテゴライズしたもの。
人間には、
① 達成欲求
② 権力欲求
③ 親和欲求
という3つの欲求がある、と
定義しています。
① 達成欲求
成功の報酬よりも
自身でそれを成し遂げたいという
欲求から努力をする、
偶然や他人の行動に
結果を任せず、
自らの責任でやりたい、
という欲求。
成功確立が50%である場合、
最もよい成績を上げる傾向がある。
その時々で、
好む欲求は変化しますが、
その人の性格や組織内での
置かれた立場によって
おおよその欲求タイプは
特定できます。
マクレランドは、
達成欲求の強い人は、
自分の能力を超えた
チャレンジングな仕事ではなく、
成功確立が50%の、
少し手を伸ばせば達成できそうな
仕事を好む、
と定義しています。
この「少し手を伸ばせば」
というのがポイント。
達成欲求の強い人は、
努力して成果を出し、
仲間から成果を認めてもらいたい、
という欲求が高い人です。
また、このタイプの人の
大きな特徴には、
報酬や社会的な成功よりも
個人的な達成感を求める傾向が
あります。
社会的経験の少ない学生や、
若年層の社員に
多くみられる、と言っても
よいかもしれません。
まだまだ伸びしろや可能性のある
成長途中の人間には、
達成欲求は不可欠な欲求、と
いえそうです。
次回は、
②権力欲求と、③親和欲求
について説明します。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。
2019.4.2
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