わがままなお客ですね、と言われた話。

2017.7.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

セミナー風景

 

先日の私の体験を書きます。
タイトルどおりですが、
わたくし、タクシーに乗った際に

「わがままなお客ですね」
言われ、
一日中、凹んでしまったのです・・・

 

顛末をお話すると、
タクシーで1メーターの距離で
タクシーに乗らなければならなくなり

「1メーターでごめんなさい」
と言って乗車し、

「交差点を左折したところで
止めてください」
と伝えました。

 

乗車中に、
「あ、そうだ!左折して降りると、
目的地へは横断歩道を渡らなきゃだ。

だったら、左折ではなく、
直進してもらって、
交差点を出たところで
止めてもらおう」

と思い、上記の旨
申し出ましたところ・・・

この言葉をいただきました。

 

「わがままなお客やね〜」

 

・・・私、最近
プライベートなことで
落ち込んていて、
少しのことでも凹んでしまい、
涙があふれる生活を
送っておりました。

そこへ、この言葉。

私は、そんなに
わがまま、なのでしょうか。

 

交差点を曲がらず、直進して、
そこで止めてほしい、という
要望を叶えることは、
そんなに難しいことなのでしょうか。

タクシー運転手さんが
私のことを「わがままな客」と
おっしゃったのには、
以下のようないくつかの原因があると
考えました。

・私が1メーターの距離
乗車したこと

・私が、最初に「左折」と言ったのに
「やっぱり直進で」とディレクションを
変えたから。

・横断歩道を渡ればいいのに、
横着しよるな、という思い

・タクシーは、ふたたび
配車場に帰りたいのに、
直進してしまっては、
配車場に帰るのが
遠回りになるから。

全く悪気なく、冗談で言った。

 

せっかく、
清潔な車内で、
心地良い温度で、
目的地まで送り届けてもらっているのに

こんな惨めな気持ちになるなんて・・・。

 

そして、目的地についたとき、
メーターが50円上がりました。

「はい、620円ね」

と運転手さんはおっしゃいました。

私はお財布から
570円を出していましたが、
「あ、ごめんなさい」
と言って、1000円札を出しました。

ふう〜

という、ため息とともに、お釣りを
いただきました。

本当はレシートを欲しかったのですが、
この日、この運転手さんには
「レシートをください」を
言うことはできませんでした。

 

そして、
その一日
「わがままなお客」という言葉が
何度となく、私に降りかかってきました。

運転手さん、ごめんなさい。
私は、全く単純に
利便性を考えて
言葉を口にしただけ、なんです。

2017.7.21

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

 

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