「絶対に」「本当に」言えば言うほど… ~言葉づかいで人間らしさを表現しよう~

2021.1.12

こんにちは、

おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

何年かぶりの大雪

先日、
久しぶりに映画を観ていて、

字幕で観ていたのですが、

気になったセリフがありました。

 

「俺の考えが絶対に正しいんだ」

絶対に後悔させてやる」

などのように、

「絶対に~」というフレーズが
続いたのです。

 

英語だと多分、

「アプソリュートリー absolutely」
だと思うのですが、

 

主人公が大声で

「アプソリュートリー!
アプソリュートリー!」

と叫んでいる画面を目にしながら、

 

「絶対に」と言わないほうが
絶対性は醸し出せるのにな、

と感じました。

「絶対に」「絶対に」と
口にする回数が多いと、

「絶対に」の価値が薄れます。

 

 

もうひとつ思い出したのが、この単語。

「tres important」

フランス語で、
「トレザンポフトン」と読みます。

 

意味は、
「とても大切なことは」→転じて「本当に」

 

フランス人の会話を聞いていると、

この言葉がよく出てきます。
フランス映画でも耳にします。

 

この言葉も、多様すると
信憑性を欠くというか、

いつがあなたの「本当に」なの?

と、相手への信用度が下がることにも
なりかりません。

 

外国語の場合、
ニュアンスが異なるのかもしれませんが、

少なくとも、日本のビジネスの世界では、

「絶対に〇〇」

「本当に〇〇」

は、回避すべき言葉であるように
思います。

言葉は、品格を表します。

TPOに合わせた言葉づかいを選択し、
品格を高めていきたいものです。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.1.12

 

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