話し合い耳を傾け承認し…★コーチングの要諦を歴史から学ぶ

2021.9.14

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

空が秋めいてきました。

古代エジプトのピラミッドの壁に、
次のようないたずら書きがあるそうです。

 

最近の若いものはけしからん。
オレの若いときには、、、

 

紀元前5000年前から、

「最近の若いものは、、、」

このフレーズが存在していたとは、
人類の根本はそんなに変化していないのかも
しれません。

 

やってみせ、言って聞かせて
させてみせ、
誉めてやらねば人は動かじ。

太平洋戦争中の人物、
連合艦隊司令長官・元帥海軍大将 山本五十六氏
の有名な言葉ですね。

 

この言葉には続きがあります。

 

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

 

このフレーズはまさにコーチング。

コーチに必要な要素をぴしゃりと
含んでいます。

 

リーダーは、
話し合いにふさわしい雰囲気をつくり、
意見のひとつひとつに耳を傾け、
意見のひとつひとつを承認し、
メンバーに仕事や責任を任せる、

そうして初めて、
人が育つ、と言っています。

 

さらに、

やっている姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。

と続きます。

 

リーダーがまず先に、
メンバーに感謝すること、信頼すること、

これらをリーダーが行わなければ、
人財は育たない、と言っています。

 

山本元帥について、
当時の部下が残した印象が
いくつか残っています。

 

たとえば、

「山本元帥は、
敬礼の姿が常に美しかった。」

「山本元帥は、自分のことを知らない
はずなのに、
『任官おめでとう』と声をかけられた。」

「山本元帥は、身だしなみに気を配っており、
靴は磨かれたものを5足用意し、
1日に何度も履き替えた。
(汚れている靴を履いているのを
周囲に見られたくなかったため)」

などなど、
現在のリーダー論に通用するエピソードが
たくさんあります。

 

山本元帥をはじめ、
歴史上の人物が残してくれた
数々の言葉や行動を学ぶことは、

人間として生きる上でのヒントになり
リーダーとしてのあるべき姿を
示してくれ、

豊かな人生に導いてくれると感じます。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

 

2021.9.14

〜あなたのビジネスシーンを
ステップ、スキルアップ〜

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

河村市長のばかげた振舞いと謝罪に見る★大人の品格不足の人間に政治を任せるリスク

2021.8.31

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

真夏にぴったりのロゼワイン
今日は真夏日です。

名古屋市の河村市長が、
表敬訪問に訪れた東京オリンピック
女性金メダリストのメダルを
ウケねらいで

ガブリ

とやったのが、8月4日。

以来、世間から非難の嵐を浴びています。

 

 

その後、8月23日には、

1万件以上のクレーム対応に尽力した
名古屋市職員向け手書きで謝罪文を書き、
幹部会議で配布、
その他の現場職員にも共有したそう。

(以上、産経新聞より)

 

「職員さんに迷惑をかけたことを反省し、
慰労する文章なのだろうな、
河村市長も反省しているのだな」

と感じさせます。

 

ところが、、、

この謝罪文、

謝罪や慰労とは
全く逆の効果を生んでしまいました。

 

実際の謝罪文はこちら。

ひどい。本当にひどい。

 

文章のうすっぺらさは言わずもがな、
字体の投げやり感、いいかげんさ、
走り書き感が半端ないのです。

 

どうしてこんなひどいペーパーを
配布したのでしょう。

 

しばし、考えましたが、答えは出ません。

 

仮説としては、

河村市長は、下書きのつもりで
スタッフに渡した、このあと
スタッフがパソコンで打ち出して
くれると思っていたが、
スタッフとのコミュニケーションが取れず
手書きの状態で配布に至ってしまった。

というのが、順当かと考えますが、

 

実際は、
幹部会議で市長自らが幹部に配布している
という記事を見ると、
真相は異なるのでしょう。

 

河村市長やが
この手書き文章で、
本当に職員さんへの謝罪が伝わる、
と考えているなら、

私は、人間として河村市長を
信用できません。

 

政治そのものの失態ではないものの、

政治家として、市長として以前に

成人の人間として、不合格な人間に
政治を任せると、

このような
初歩的なリスクを負うことになる、

という見本になりました。

 

文化の日によせて @日本語の品格

挨拶で企業が分かる

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

※毎週火曜日に更新します。

 

2021.8.31

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

朝乃山関の失敗から学ぶ★報告は5W1Hから5W2Hへと深化

2021.8.10

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

真夏の雲ですね~

 

 

 

 

相手を思いやって報告するとき、
5W1Hを意識した言葉になります。

 

5つのWは、
when いつ
where どこで
who だれが
whom だれに
what なにを

1つのHは、
how どのように

を示しています。

 

5W1Hを意識すると
相手に分かりやすく、
抜けもれ防止になるので、

意識をしていらっしゃるかたも
多いでしょう。

 

さて、この5W1HにHをひとつ加え、
5W2Hにしていきましょう。

 

新しく加わったHが示す言葉は、

honest  オネスト、誠実さ。

 

大関朝乃山は、
緊急事態宣言中に内緒で
キャバクラに行っていたことが
バレてしまって、
1年間の休場となりました。

 

法律違反ではありませんが、
相撲協会のルールを破ってしまったので、
休場処分は致し方ないですね。

 

しかし、出場停止1年間とは、
長すぎる気もします、、、

どうやら、相撲協会は、

ルール違反をしたことよりも

 

はじめに「行っていません。」
ウソの返答したこと、

 

このことを重く見ているようです。

 

礼儀やしきたりを重んじる大相撲で、

名誉ある地位、大関をつとめる朝乃山関には、

並々ならぬ誠実さが期待されていたのです。

 

私も、虚偽報告で大失敗をし、
お客様や周囲の方々にご迷惑をおかけした
経験があります。
(むしろ、報告で失敗したことのない人
のほうが少ないと思います)

朝乃山関は、人生をかけて
この1年を乗り切ってほしいです。

 

◇あわせてお読みください。
「絶対に」「本当に」言えば言うほど… ~言葉づかいで人間らしさを表現しよう~

 

おもてなし」岐路に立つ?

◇youtube ランチェスター経営戦略 古川塾

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いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

※毎週火曜日に更新します。

 

2021.8.10

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

大掃除の大効果★何をやってもうまくいかない流れを変える方法

2021.8.3

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

夏らしい色合いのブーケ!

オリンピック、白熱していますね。

 

コロナの蔓延する中、
日本で開催できていることは、

これからの日本人にとって、
誇りになると思います。

 

アスリートのみなさん、
大会関係者のみなさんに敬意を表します。
ありがとうございます!

 

 

さて、
暑さもあり、雨も思うように
降ってくれず、

イライラする日がありました。

 

コーヒーを淹れに立ち上がったら、
思いっきりヒザを打った、

洗濯物を干す前に、
ベランダに落とした、

「今日は、なにをやってもうまくいかない」

 

今日は、調子の悪い日だ、
おとなしくあきらめよう、、、

 

ふと、Y社長から教わった
とっておきの方法
のことを思い出しました。

 

いつも元気いっぱいのY社長ですが、

そんなY社長にも

「今日は調子悪いかも」

と感じる日があるそう。

 

そんなとき、Y社長は
オフィスのデスク回りを
ごそごそと片付けていくそう。

 

すると、
ゴミ箱に捨てていくものと一緒に

 

雑念もさっぱりと捨てられていく!

 

これが、大変気分の良いことだそうです。

 

さっそく私もやってみました。

 

えいや!と身体を縦にして、
右手を伸ばし、
キャビネットの引き出しを
上から順番に開けていきます。

 

各引き出しに必ずひとつ以上の
捨てるもの、が存在する不思議。

 

8つある引き出しすべてから
捨てるものを取り除いた後、

私の身体はすっきりと軽くなっていました。

 

「身体は心の入れ物ですからね~」

 

Y社長の口調が脳裏に浮かびました。

 

大掃除の大効果。

 

なにをやってもうまくいく気がしない、

そんな日の習慣にしていきます。

 

よかったら、
こちらもあわせてお読みください。

動作の中に心を持つ 「モーション・マインド」

大谷選手の日本人らしさ

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.8.3

 

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月に行くことを決めた! ★ロケット理論から目的を定めることの大切さを学ぶ

2021.7.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

キラリと三日月が出ています

ロケット理論、という理論に則って
行動をしてみたところ、

私の体重は、1キロ減少しました。

 

ロケット理論、すごい!
どんな理論なんでしょうか?

 

この理論は、

「人は、偶然交通事故にあうけれど、
偶然月には行かない。
なぜ、人は月に行けたのか?」

この問いかけへの答え、を指します。

 

なぜ、人は月に行けたのでしょう。

 

以下の3つの理由が存在するから。

そして、その3つの理由がロケット理論
ということになります。

 

1) 正しい目標設定

月に行く、と決めたこと。
3つの理由の中で、最も大切です。

 

2) 正しい計画

月に行く、ことを達成するための手段。


ソビエトやアポロ計画に代表される多くの人々が、
月に行くための計画を練り、遂行しました。
計画は、失敗したり、資金不足や仲間割れなどの
困難を極めながらも、粛々と実施されました。

 

3) チェック & アクション

計画どおりに遂行しているかのチェックと
軌道修正のアクション。

PDCAサイクルのCとAに当てはまる部分です。
現状を把握し、軌道修正をかけながら、
月に行く準備を重ねたのです。

 

さて、
私は、ロケット理論を
自分の体重管理にあてはめてみました。

まずは、1)目標設定。

3カ月後に自分がどうなっていたいのかを
イメージし、目標を設定しました。

 

次に、2)計画。

私は、計画を立てるところまでは
実施するのですが、実際に行わなかったり、
三日坊主だったり、継続する力が足りません。

 

そんな私には、3)チェック&アクション
この工程が大切です。

 

3カ月後になりたい自分を忘れないこと、
決めた計画を行うこと、軌道修正すること、
なにより、続けること!

1週間で体重が減ったという事実が、
私のモチベーションを高めてくれます。

 

痩せたい、痩せたい、と願うばかりで
行動が続かない私は、

これまで、行動が続かない理由は
自分のだらしなさとか、
なまけぐせ、だと思っていました。

 

しかし、ロケット理論を知ると、

行動が続かない理由は、

目標を意識し続けていなかったから。

ということが、
はっきりと分かりました。

 

ロケット理論、すごい!

 

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新します。

 

2021.7.20

 

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