正常性バイアスを減らそう

2020.7.7

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

梅雨明けが待ち遠しいです

今日は七夕ですが、
今年もやっぱり梅雨の天候で
天の川は見えないようです。

先日から、
土砂災害の被害が出ています。

被害に合われた方々に
お見舞い申し上げます。

 

 

大きな災害が起こった後、
テレビのインタビューで
被災者の方が

「50年、ここに住んでいるけど、
今回のような大雨は初めて」

と、お話されているのを
見たことがあります。

 

「今まで大丈夫だったから、
今回もきっと大丈夫」

このように
過去の経験を基準にして
物事をなるべく良い方向から
見ようとすること

 

正常性バイヤスが働く

 

と言いますが、これは、
人間の特徴のひとつだそう。
(人間は、物事を良い方向から
見ようとする生き物です)

 

正常性バイヤスは
言い換えると「油断」とも
言えます。

 

災害や事故以外で、
例えば仕事上でも
正常性バイヤスがかかり、
油断が生じると

途端にミスにつながる
場面があります。

 

私の経験した、
たくさんの正常性バイヤスによる
失敗例2つをご紹介します。

 

・いつも通りに自宅を出たが、
大雨の影響で、時間どおり
目的地に到着できなかった。

→ この失敗の要因は、
大雨が、どういう影響を与えるか、
予見できていなかったため。

 

・予約しなくても
いつも座れるお店だから~、と思って
予約せずに行ったら、
「今日は貸し切りです」と言われた。

→ この失敗の要因は、
「貸し切り」という
予見が
できていなかったため。

 

正常性バイヤスは人間の特徴です。

 

しかし、
正常性バイヤスを減らす工夫を
することで、

想像を超えた事象への対応力
養うことができます。

 

想定外、を減らす工夫を
毎日重ねて、
災害や事故や、仕事を
うまく乗り越えていきたいですね。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

 

2020.7.7

 

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

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