成長は若者の特権か?

2019.3.19

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

橋の上におサカナ形のかわいい雲を発見!

 

ピター・ドラッカー氏は
「組織」について、
このように言っています。

 

「組織は社会的な道具」
時計や携帯と同じように、
組織も人類が生み出した道具だ。

 

道具は必ず、目的を持つ。
「組織」という道具の「目的」
一体なんでしょう?

 

日々、会社で働いていると、
「組織の目的」を忘れて
しまってはいないでしょうか?

 

ドラッカー氏は、
さらにこう言っています。

「目的を忘れてしまったら、
道具本来の機能を
最大限に引き出せない」と。

組織の目的は、
以下の2つである、と
ドラッカーは分析しています。

 

1)世の中の人に喜ばれること
商品やサービスを通して、
お客様に満足を与えることです。

 

2)組織で働く人を成長させること
1)を達成し続けるためには、
組織で働く人の成長が不可欠です。
仕事を通して人は成長する、
このことが正しいことは、
私も経験済みです。

 

我が国の問題として、
少子高齢化、が挙げられます。

そして、中小企業の問題のひとつは、
人材不足、です。
人手不足を「組織力向上」の
理由に上げる企業もあります。

 

しかし、
日本の社会を成長させていくには、
これまで以上の成長が不可欠です。

これまで以上に
人が成長しなければ、

組織はこれ以上成長せず、
その組織は必要のない「道具」
なってしまいます。

「成長」するのは、若者の特権、
でしょうか?

いいえ、そうではない、
と私は思います。

 

組織にいる人は、
あとから追いかけてくる人の成長を
どれくらいサポートしているでしょう。

「もう歳だから」
「自分より若い人が教えてくれる」

 

このように考える人が多い組織ほど、
目的のない組織になってしまう、

この現実もまた、

少子高齢化のトップランナーである
我が国が乗り越えなければならない
課題のひとつ、だと思います。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2019.3.19

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おもてなし人材プロデューサー

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