2019.1.22


こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
5S という言葉を耳にしたことは
ありますか?
JISの定義によりますと、
職場の管理の前提となる
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ
について、
日本語ローマ字表記で頭文字を
取ったもの、だそう。
製造現場の5Sを見れば、
その工場の生産性や信頼性がわかる
といわれるほど、
5Sは重視されている指標です。
私が始めて「5S」の詳細を知ったのは、
3年前に視察した
ベトナムの技能実習生養成学校
だったように思います。
Wikipediaによりますと、
「5S」は日本で生まれた概念で、
現在は「ファイブ・エス」として
世界各国で用いられてる、と
いうことです。
では、
5Sの詳細を見てみましょう。
①整理 = 捨てる
必要なものと不必要なものを区別し、
不必要なものを片付けること。
(流行りの断捨離はこれに該当しますね)
②整頓 = 一目で分かるようにする
必要なものを必要なときに
すぐに使用できるように、
決められた場所に準備しておくこと。
③清掃 = きれいにする
必要なものについた異物を除去すること。
④清潔 = ①〜③の維持
①〜③を繰り返し、
汚れのない状態を維持していること。
⑤しつけ = 躾、守ること。
決められたことを必ず守ること。
あれれ?ちょっと待って。
⑤しつけ、の意味は、「守ること?」
「しつけ」という言葉を
辞書で引いてみると、
礼儀作法を教え込むこと
と書いてあります。
しかし、
5Sでいうところの「しつけ」には、
礼儀作法を教え込む、という
意味合いはありません。
5Sを取り入れている会社では、
「しつけ」の意味合いを
経営者と従業員全員が、
正しく理解することが必要です。
礼儀作法を教え込むこと が
5Sでいう「しつけ」ではないこと、
5Sでいう しつけ は、
整理・整頓・清掃・清潔の維持を
守ること。
正しく理解すれば、
さらに5Sの効果が得られる
と思います。
いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。
2019.1.22
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