動作の中に心を持つ 「モーション・マインド」

2019.1.29

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

福岡県秋月の風景です

工場などでの作業者が行う
すべての動作を調査、分析し、
最適な作業方法を求めるための
手法の体系、のこと、、、

 

さらに辞書的ないい方をすると

 

作業する人間の身体動作や
目の動きを分析して、
効率の悪い動作を排除し、
動作の組み替えをすることで
改善を図ることを

動作研究、というそうです。

 

そういえば、
(ここでいう動作研究は「効率」を

指していますが、)
航空会社のキャビンアテンダントも
この動作研究をしていました。

1アクション・1スマイル

のようなスローガンをかかげ、
(細かいところは忘れました)

 

アクションの間にアイコンタクトと
スマイルを入れましょう、

それを1動作としましょう、

などと、作業にスマイルを
組み込んでいたことを
覚えています。

それは、つきつめると、
動作研究、だったように思います。
(細かく言うと、
動作研究に顧客満足の要素を
プラスさせた動作の追求、
でしょうが。)

 

さて、動作を研究するにあたり、
その動作の問題点が判断でき、
より効率的な方法を探し続ける心構え
のこと

モーションマインド といいます。

 

端的にいえば、
いくら動作を研究しても、
もっと良くしたい、良くしよう!
という気持ち(=マインド)
なければ、

動作を研究することは、
全く意味のないこと、だと
言わざるを得ません。

動作の中に心を持つ。

 

「効率を上げるために
この動作を変更する」

「付加価値を加えるために
この動作を加える」

効率を良くすると、
仕事がどう変化・改善するのか、

動作研究の目的を理解しなければ、
いくら効率を追求しても
まったく無意味に終わってしまう、

ということですね。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2019.1.29

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おもてなし人材プロデューサー

5Sにおける「しつけ」とは?

2019.1.22

天神水上公園
公園(右側)を整備するようです

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

 

5S という言葉を耳にしたことは
ありますか?

JISの定義によりますと、
職場の管理の前提となる
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ
について、
日本語ローマ字表記で頭文字を
取ったもの、だそう。

製造現場の5Sを見れば、
その工場の生産性や信頼性がわかる
といわれるほど、
5Sは重視されている指標です。

 

私が始めて「5S」の詳細を知ったのは、
3年前に視察した
ベトナムの技能実習生養成学校
だったように思います。

 

Wikipediaによりますと、
「5S」は日本で生まれた概念で、
現在は「ファイブ・エス」として
世界各国で用いられてる、と
いうことです。

では、
5Sの詳細を見てみましょう。

①整理 = 捨てる
必要なものと不必要なものを区別し、
不必要なものを片付けること。
(流行りの断捨離はこれに該当しますね)

②整頓 = 一目で分かるようにする
必要なものを必要なときに
すぐに使用できるように、
決められた場所に準備しておくこと。

③清掃 = きれいにする
必要なものについた異物を除去すること。

④清潔 = ①〜③の維持
①〜③を繰り返し、

汚れのない状態を維持していること。

⑤しつけ = 躾、守ること。
決められたことを必ず守ること。

 

あれれ?ちょっと待って。
⑤しつけ、の意味は、「守ること?」

 

「しつけ」という言葉を
辞書で引いてみると、

礼儀作法を教え込むこと

と書いてあります。

 

しかし、
5Sでいうところの「しつけ」には、

礼儀作法を教え込む、という
意味合いはありません。

5Sを取り入れている会社では、
「しつけ」の意味合いを
経営者と従業員全員が、
正しく理解することが必要です。

 

礼儀作法を教え込むこと が
5Sでいう「しつけ」ではないこと、

5Sでいう しつけ は、
整理・整頓・清掃・清潔の維持を
守ること。

正しく理解すれば、
さらに5Sの効果が得られる
と思います。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2019.1.22

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おもてなし人材プロデューサー

世界のモノサシと日本のモノサシ

2019.1.15

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

大濠公園

 

昨年12月18日に発表された
世界経済フォーラムの報告書で

男女平等度、
日本またG7最下位

が、話題になりました。

今回は、この結果について
私なりの考察をしてみます。

 

経済・・・117位
女性管理職の登用で後れ。

教育・・・65位
高等教育就学の男女格差は
縮小しているものの、、、。
(2018年は医学部の女子学生への
入学阻害問題が発覚しました)

健康・・・41位
健康寿命と出生児の男女比で評価。
(2017年は1位だったのに、、、)

政治・・・125位
女性首相がまだ誕生していない。
日本では女性国会議員数が
依然として少ない。

特に、経済分野と政治分野での
男女格差が目立ちます。

 

ここからは、私個人の考えです。

私は、日本で生活する
日本人(女性・独身・子供なし)
ですが、

男女格差、感じたことないな〜

というのが本音です。

 

世界経済フォーラムのモノサシでは
日本は男女格差が大きい、となって
しまうのでしょうが、

男性の得意な分野、と
女性の得意な分野、は
はっきり違う、
だから男女半々の統計は

必要ないのでは??
と思うのです。

私の感性がおかしいのでしょうか?

なんでもかんでも男女半々、
でなくても、いいんじゃないの??

日本人の考え方を
世界に向かって主張しても
いいんじゃないのかな、と
思うんですけど。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。
※毎週火曜日に更新しています。

2019.1.15

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おもてなし人材プロデューサー

社会人に必要な学びとは?

2019.1.8

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

飛行機雲 発見!

 

今日は、
社会人に必要な能力開発

について考えてみます。

 

私は今、
ある資格を取得するために

毎週日曜日に専門学校
通っています。

そこで出会った学びの仲間は、
性別、年齢、住んでいる場所、
職業、
その資格を取得したい目的、
などなど
すべて異なっています。

 

ほとんどが、
会社員でいらっしゃるので
毎日、
仕事のすきまを見つけて

勉強を進めていて、

お目にかかる度に、

「みんな頑張って勉強しているんだ。
私も頑張ろう!」

 

と思わせてくださる、
有難い仲間たちです。

 

さて、我が国の現状を見てみると、
社会人の能力開発の問題点には
以下のようなものがあるようです。

①自己啓発は、職務遂行に必要な
知識やスキルの習得が中心。
個別のキャリア形成の視点が欠如
している。

②短期的、場当たり的な学びが多く、
経営戦略や長期的人材育成を
目的とした人事制度との連動に欠ける。

企業内教育に限定されており、
雇用の流動化に対応した従業員の
エンプロイヤビリティの形成が困難。

※エンプロイヤビリティとは…
雇用され得る能力のこと。
現在勤務している企業以外にも
通用する能力、を指す言葉。

 

私はこれまで、
多くの企業でセミナーを実施する
機会を得ましたが、

②と③の課題は、
今後さらに大きくなると感じます。

個人能力を高め、
個人価値を高めるための
能力開発は、
企業の支援なくしては成立しません。

私ももっともっと、
従業員と経営者、双方の
お役に立てるよう

能力開発に努めます。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

 

2019.1.8

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

2019.1.1

新年
明けましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

 

このブログを書き始めて今日で
4年目に
突入です!

応援してくださる方がたに
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!

私は新しいもの好きで、
コツコツ継続することが
大の苦手です。

 

このブログを3年間、
続けることができたことは
私にとって、

やればできる! をカタチにした!

達成感があります。

…不定期掲載になった時も
あるんですけどね笑

今年は、年間目標を立てました。

(目標設定することも、
実は苦手なんです。)

PDCAサイクルを使って、
達成状況を確認することも

自分自身との約束、にします。

自分との約束を守る。

そんな1年にしたいです。

 

※今年は、
1週間に1回、記事をアップ
することにしました。
毎週火曜日にアップ予定です。

今年一年が、
皆さまにとって佳い年になりますよう、
心から祈ります。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

 

2019.1.1

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー