リーダーシップ行動類型論

2018.12.24

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

懐かしい写真@利尻島 2000年ごろ

 

仕事上、
比較的若い年齢の
経営者やリーダーから

相談を受けることがあります。

 

お悩みの内容は、

「自分より年上の部下との
コミュニケーションの取り方」

「入社してすぐの社員と
速やかに信頼関係を結びたい」

「部下が自分を信頼してくれているか
自信がない」

などなど。

今も昔も、
リーダーは人間関係に
時間を割き、
職場環境を整えることが

最大の仕事であることが
よく分かります。

 

リーダーシップの行動類型論

について、解説します。

これは、
リーダーシップを「個人の資質」ではなく、

行動パターン」から類型化したもの。

 

組織で決定するべき事項を
どのように決定するか、を
以下の3タイプに分類しています。

①民主型
リーダーは援助し、
集団で討議し決定する

②独裁的
リーダーが独裁的に決定する

③放任型
個々人が自由決定する

①〜③、分類するまでもなく、
①民主型リーダーシップが
もっともすぐれているのは、
すぐに分かります。

 

しかし現実には、②や③を
当然のように選択する組織も
あります。

なぜ①が望ましい、と
理解しているのに、
②や③をチョイスしてしまうのか?

 

それは、

1)組織の成熟度合い
・メンバーが互いに引き合っているか。
・全メンバーが団結しているか。
・メンバーが積極的か。
・メンバーが組織に満足しているか。
・過去の成果に満足しているか。

2)リーダーの成熟度合い
・リーダー自身が役割を認識しているか。
・部下の役割を認識しているか。
・部下の感情への気配りや
部下のアイデアを尊重するなど、
職務上の関係を持っているか。

この2点を満足させていないから、です。

 

1)と2)、どちらも大切ですが、
若いリーダーがまず取り掛かるべきは、
2)です。

1)は、各メンバーのスキルの差が、
関わっていますが、
2)は、リーダーが変わることで
早急に身につけることのできる
部分だからです。

 

自分が変わることで、
組織も変わってきます。

組織を変えたいのなら、
まず自分を変えること。

その逆は、ありません。

 

いつもお読みくださり、
ありがとうございます。

 

2018.12.24

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おもてなし人材プロデューサー

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