「ありがとう」は伝播する

2018.9.30

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

秋になりました

 

私は、バスに乗るたびに
バスの運転手さんに

「ありがとうございます」

と言葉に発して降車する、
という実践をしています。

 

私、実は20代のころは
バスの運転手さんにまっすぐに
感謝の気持ちを伝える
ことに
抵抗があり、
無言、真顔、で降車していました。

難しいお年頃、だったのでしょう。

その時代を覚えているので、
私は、20代の若者に

ハードルの高い実践を強いること
否定的です。

 

成長するにつれ、
ビジネスマナーの大切さは
自然に実感できるからです。

 

さて、私は順調に歳を重ね、

公共の場でお世話になる
運転手さんや公務員さん、
はたまた、
エレベータで「開ボタン」を
押してくれている善意の人などに

お礼のことばを
スッと表現できるようになった
のです。

・・・という話を
5月の若手社員研修で
お話ししました。

 

すると、大変興味深いことが
起こりました。

今年、大学を卒業し、
ある中小企業に

就職された女性の話です。
(彼女の許可は取っています)

 

彼女は、
私が研修の合間に、雑談で話した
「にしてつバスの降車時に
ありがとうを言う実践」

を自分もやっている、と
おっしゃるのです。

 

「先生、そしたら
お母さんにも ありがとう と
自然に言えたんです」

私は彼女の「お母さん」に近い
年齢です。

彼女の言葉を聞いて、
思わず涙が出そうになりました。

 

私は母に「ありがとう」を
ちゃんと言えているだろうか?

 

それと、涙のもうひとつの理由は、

私がやってみて効果があったこと
20以上年下の女性が、
取り入れてくれて、しかも

「効果がありました。
先生のおかげです、ありがとう」


言ってくれたことに対して。

 

「ありがとう」は
これからも、伝播します。

 

2018.9.30

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ

おもてなし人材プロデューサー

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