子供とオトナの脳の違い。

2018.3.12

こんにちは、

おもてなし人材プロデューサーの

近藤みなこです。

まもなく取り壊しになるJR熊本駅。くまモンからのメッセージが!

 

「ほら、あの人、あの人」

「あれ、あれよ~、名前が出てこん」

「そこの左側のその・・・」

 

あれ、これ、それ、

便利な言葉です。

単語が出てこなくて困ってしまったことは

誰でも経験したことのある事象ですね。

 

「昔はこんなことなかったのに」

 

と、過去を懐かしむのも

誰でも経験したことのある

日常のひとコマだと思います。

 

そう、子供の記憶力ってすごいですね。

成人して久しい今日このごろ、

成長しているのか、後退しているのか、、、

成長と後退を繰り返しながら

生活していますが、

「忘れることは正しい」と、

脳科学の先生がおっしゃっています。

 

なぜでしょう?

大人に比べて

子供の記憶力が優れているのは、

脳に記憶されている情報量が

少ないから、だそう。

 

子供に比べ大人は、

膨大な量の情報

脳の中に蓄積しているので、

情報を取り出す時間がかかる、

情報を入れている引き出しが

たくさんありすぎて、

なかなか明らかにならない、という

仕組みだそうです。

 

「子供のころに比べて、

一年が短く感じられるようになった」

という感想も、しごく当然のこと。

 

大人は子供より経験がたくさんあり、

ひとつひとつを脳に刻み付けているので

新しい経験に対する驚きや感動が

薄くなります。

 

その結果、

日々の出来事に対する感動のハードルが

低くなり、

さらに、感動することを避けるように

一日が何もなく、平坦に終わることを

願うようになり、

「今日も無事に過ごすことができた」

と感謝するのが大人の振る舞い、だそう。

 

何もなく、平坦な日常は

私にとっては少々不満を感じます。

・・・まだまだ子供でいたい、

と願う私。

私の脳は

いまだに成長を続けたいのかしら?

 

2018.3.12

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰