新しい時代の人材育成

2017.6.27

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

門司港駅
線路の始まり

 

まず始めに
2017年6月18日の産経新聞
「日曜講座 少子高齢時代」
記事の一部をご紹介します。

日本は、人口激減社会
迎えています。
政府は今、
この社会構造の変化
対応するため

「人材投資」
重点項目として打ち出し、
雇用保険などの給付型の
社会保証から
能力開発型の社会保証へと
シフトさせていこうとしています。

そして、人材育成方法
以下のように変化してきている、
と記事は伝えています。

従来型は、
人材育成は主に「企業」
実施するものでした。
しかし、転職が当たり前の
現在の社会構造においては、
各企業の「色」に染める
企業内教育は、
意味をなさなくなる。

今後、企業に代わって
人材育成の受け皿として
期待されるのが、
大学公的研究機関である。

社会の変化に応じて
何度も学び直し、
ニーズに即した仕事に
就けるようにする仕組みが、
自治体や公的研究機関の元で
築かれようとしている。

ここまでが産経新聞の
記事の抜粋です。

・・・図らずも、

私は2015年に
福岡女子大学が始めた
「高度人材養成のための
社会人学び直し大学院プログラム」
に1年通いました。

まさに、
新しい社会構造の担い手になる
女性をターゲットにした、
カリキュラムでした。

 

2週間に一度、大学に集い、
年齢も職業も、なにもかもが異なる
女性たちと一緒に、

・創造性を磨く
・リーダーシップを発揮する
・イノベーションを実践する

などの、
これまで学んだことのない
ことを学びました。

今、私は個人事業主として
働いていますが、
このカリキュラムで学んだことが
事業推進の底支えに
なっています。

 

人口激減社会で
生産性を向上させるのは、
並大抵のことでは
ないでしょう。

しかし、
女性や高齢者の
活躍の場、
として捉えると、

従来型では
活躍の場がなかった人びとが
思いっきり活躍できる
社会になるのではないか、
とわくわくします。

 

2017.6.27

あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ〜

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

 

 

 

脱イエデンと電話対応②

2017.6.24

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

海と空って
なんでこんなに
美しいのでしょう。

 

前回は、
新入社員研修で気づいた
イエデン(=おうちの電話)
なくなることに伴う
新入社員さんへの
研修の仕方、変化について
お話ししました。

 

もうひとつ、
イエデンの消滅によって
失われたことになる、
ある現象があります。

 

それは、
イエデンの対応から
学んでいた
電話対応の仕方のこと。

 

具体的にお話ししますと、
小さい頃、
自宅にかかってきた
電話に、
が出て

普段聞いたことのないような
ものすごく明るいよそ行きの声で、

普段聞いたことのないような
ものすごく丁寧な言葉遣いで、

対応をしていたこと。

 

母は、
電話がかかってくる直前まで
我々3兄弟を叱りつけていた
というシチュエーションも
ありました。

ところが、
プルルルル・・・プルルルル・・・
と着信音がした途端、

母は「ウ、ウン」と咳払いをして
喉の調子を整え、

「はい、近藤でございます」

と、日常生活では
耳にしたことのないような
美しい発声で、
電話にでていました。

 

そして、
お友達におうちに
電話をかけた際にも、

お友達のお母さんが、
明るく、
ゆっくりとした、
はっきりとした口調で、

「はい!○○でございますっ」

と、電話に出てくださいました。

 

もしかしたら、
私や私の世代の女の子たちは、

自分の母や友達のお母さんの
電話対応から、
電話を受ける際に、
どのように

感じのよい印象を与えられるか・・・

 

丁寧に感じよく、分かりやすく
対応することの大切さを
学んでいたのかもしれません。

 

2017.6.24

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

脱イエデンと電話対応①

2017.6.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

櫛田神社
山笠の季節です☆

 

 

今年度の新入社員研修
興味深い気づきがありました。

 

それは、
電話対応の研修をしていた時の
ことです。

電話対応は、
会社の印象を決める、
ハードルの髙い業務のひとつです。

・・・などなど、
一通りのレクチャーを終え、

それでは、2人組になって
シナリオに沿って電話対応を
練習してみましょう!

という段階になって、
このことに気づきました。

 

多くの新入社員が
受話器を右手(利き手)で取る
のです。

 

オフィスワークを経験したことの
ある人ならお分かりだと思いますが、

受話器を右手で取ると、
話の内容をメモできなくなるので
(ペンを右手で使う人にとっては)

受話器を利き手で取らない、のは、
電話対応の鉄則です。

 

ところが、
最近のおうちには
イエデンがありません。

(そうそう、
イエデンは家の電話、の
略称だそうです。)

そういえば、今の私の住まいにも
イエデンは置いていません。

その昔は、
おうちで電話をかけたり取ったりして
電話対応を学習していたものでしたが、
脱イエデンの影響で、
受話器を利き手で取る方が
増えているのです。

 

 

若い方に電話対応方法を
お伝えする際には、

・利き手で受話器を取らない。
・受ける前にメモとペンを準備する。
・受話器をガチャンと切らない。

 

このあたりを踏まえた上で
お伝えすることが必要なんだな、
と改めて感じた出来事でした。

 

2017.6.21

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

声の印象と実際の印象

2017.6.15

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

中学生に職業講話
みんなおめめキラキラ

 

先日、
私のホームタウンである福岡とは
離れた土地の
クライアント様のところで
セミナーをさせていただきました。

福岡から新幹線で2時間かかる
ところでしたので、
打ち合わせで担当者さまに
お目にかかることはなく、
すべて電話とメールでの
打ち合わせをしました。

それで、
何度も電話でお話をさせていただき、
私の頭の中では、
その方のイメージ画像
浮かんでおりました。

(ちなみに
私はプロフィールを送って
いましたので、
先方は私の姿かたちを
すでにご存知の状況です。)

 

私の頭の中で、
その担当者さまは、

・メガネをかけている
・背が髙い
・ちょっとぽっちゃり
・色が白い
・声が大きい

などなどの情報を
なんでなのか分からないまま
インプットしておりました。

 

で、当日。

担当者さまを目の前にして

「あれれ!
先日からお電話していたのは
この方??」

という、印象でした。

私の想像していた人物とは
まったく、と言っていいほど
異なっていたんです。

 

うーん。
声だけの印象と
実際の印象って、
こんなに違うんだ・・・

と思ったエピソードでした。

自分の基準

声のトーン
話すスピード

声の大きさ
方言の使い方

などなどから、

自分が
これまで会ったことのある人物に
当てはめて

相手の印象を決めてしまう・・・

これって、
人間の習性なのでしょうか。

 

自分のものさし
物事を決めつけず、
視野を広く持って
物事を受け入れる姿勢が
大切だな、

と思った経験でした。

 

しかし、
声の印象と実際の印象が
異なれば異なるほど、
その人物に惹きつけられる
ような気もいたします。

 

2017.6.15

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

化粧論争

2017.6.12

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

ケント・ギルバートさんと博多券番さん
麗華さんと半年ぶりの再会☆

 

 

先日、ママさんタレントさんが
幼稚園の見送りに行く際、
お化粧をするかどうか、
意見が割れていました。

インターネットニュースでも、
話題になっていましたね。
価値観によって、
ひとそれぞれ、と言えるでしょう。

 

朝の忙しい時間に、
化粧をする時間を確保することは
優先順位として低い、と
考える人は、

化粧をする時間があれば
お弁当づくりにあてる、
家族のために使う、

との主張でした。

 

家の外に出るときには
必ず化粧をする、という人の
主張は、

外で会う人に
不快な思いをさせないよう
身だしなみとして
化粧をしている、とのこと。

どちらも、
一理あります。

 

ちなみに、私は
「外に出るときは、
必ず眉毛だけは書きなさいっ」
という
母の教えを
今でも守っています笑

 

化粧をして
身なりを整えることは、
相手のため(=身だしなみ)である
と同時に、

自分のため(=自己満足、おしゃれ)
であると思います。

 

お化粧をしていることによって、

自分に自信が持てる

道ばたで会った人に
こちらから挨拶をできる

いい印象を与えることができる

いいご近所づきあいができる

というような、
良いループが始まるような
気がします。

 

「きれいになりたい」ための
化粧ではなく、
「日々のルーティーン」
位置づけで、
化粧と付き合っていけたら
いいな、と思います。

 

2017.6.12

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近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

現代ハラスメント事情

2017.6.9

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

岡山駅の桃太郎さん
市電発見!

テレビからのネタですが、
今の世の中には
様々なハラスメントが存在する、
ようです。

例えば、
■アルコール・ハラスメント
お酒が苦手な人に
「一杯だけ〜」と言って
飲ませる。

■ジェンダー・ハラスメント
「男なんだから」という理由で
重たい荷物を持たせる。

■エイジ・ハラスメント
年だから無理しないで」
「これだから、ゆとり世代は・・・」

■カラオケ・ハラスメント
歌を歌うことが苦手な人に
無理やり歌わせる。

 

・・・自分の言動を振り返ると、
多くの人にハラスメント行為を
していたのではないか、
と不安になりました。

 

例えば、
「考え方が、昭和ー!」
と言っちゃうことがありました。
立派なエイジ・ハラスメントです。
反省。

もうひとつは、
イケメン・ハラスメント。

主に酔っ払っているときですが、
若くてハンサムな男性に
「イケメン♡」と言って
きゃあきゃあと騒いてしまう

クセがあります。
反省いたします。

 

ハラスメントとは、
受けた相手が心地良くない、と
感じた場合だけに存在します。

受けた相手が
なんとも思わなければ
コミュニケーションの一環、
ということになります。

ここが問題ですね。

 

私は、
経営者の会などで
初めてお目にかかる人に
紹介していただく際、
「この人は、
元スチュワーデスさんだよ」
と、紹介されるのが
とても苦痛なのです・・・

しかし、
紹介してくださる方には

悪気はない、のですよね・・・。

頭では分かっているのに、
心地良くない気分になる、

これもハラスメントのひとつ
でしょうか。

 

2017.6.9

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近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

声かけ不要・・・でも可?

2017.6.3

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

福岡ドームの屋根がオープンしていました
どあらだよ〜

 

こんな記事を見つけました。
あなたはこの施策に
「賛成」それとも「反対」?

以下は、JCASTニュースの抜粋です。

アパレル店員
「声かけ不要」バッグに賛否

買い物は自分のペースでしたいから、
店員には「声をかけて欲しくない」。

そう考える客の要望に応えるため、
セレクトショップの
「アーバンリサーチ」が
試験導入したサービスが
話題を呼んでいる。

それは、
「声かけ不要」の意思表示ができる
店内用のショッピングバッグ


アーバンリサーチの担当者は、
「個々のお客様のニーズを
可視化することで、

より良い接客サービスを提供できる」
と、導入の狙いを語った。

・・・ということで、
出張先の岡山で、
アーバンリサーチのお店に
行ってみました。

ブルーのショッピングバック

 

ブルーのビニールバッグ
売り場の入り口で
配布されていました。

このバッグを持っていると、
店員さんは話しかけてこない、
というルールのよう。


しかし、店内にいたお客様で
このバッグを手にした人は
見当たりません。

まだ、サービスが
浸透していないからでしょうか。

私も、バッグを受け取らず
店内に入りました。

このバッグを持っていないお客様は
店員さんとのコミュニケーションを
期待して来店している、と
みなされるのか、

いつもより店員さんからの
アプローチが多かった
ように感じました。

「このお客様は、
店員との会話を期待している」との
確信があれば、
店員さんとしては、
自信をもって接客できますね。

ただ、
このサービスを定着させてしまって
いいのでしょうか?

店員さんからの声かけが
うっとうしいことは、
正直
あります、よね?

そんなときは
「今日は見るだけです。
ありがとう」

とニコッとしながら
さらっと言ってしまえば、

店員さんは
「失礼しました」と言って
遠さかってくれます。

 

そんなコミュニケーションも
持ちたくないときは、
インターネットを活用
すればいいわけですし。

お店に行ったら
「いらっしゃいませ」
迎えてくれて

個々のお客様の
表情態度
声の口調などから
心理を観察し、

商品以外の付加価値を高める
のが、

店員さんの役割なのにな、

商品を販売するだけなら
無人ショップを作ってみたら?

と、もやもや感じたのでした。

 

2017.6.3

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近藤みなこ
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