アナウンスの役割

2017.3.30

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

時々アナウンスのお仕事をしています。

 

ある商業施設の
インフォメーション・センターで
アナウンス研修を行っています。

それで私は今、
街中でアナウンスを耳にすると、
思わず聞き込んでしまいます。

バスの運転手さんのアナウンス。

百貨店での迷子のお知らせアナウンス。

救急車の「道を空けてください」の
アナウンス。

いろいろなところから
アナウンスが聞こえてきます。

 

さて、
アナウンスの役割と顧客満足、の
関係性について考えてみます。

ひとくちに「アナウンス」と言っても、
アナウンス内容によって
期待される役割は異なります。

例を挙げますと、

救急車の「道を空けてください」

このフレーズは、
緊急にお願いする場合に
使いますね。

緊急なので、
相手の耳にどう伝わるか、は
全く配慮されません
「緊急車両が通れませんっ!
すみやかに道を空けてっ!」

というような緊迫感を与える
アナウンスで、道を空けさせ
なければなりません。

もし、
「恐れいりますが、
緊急車両が通りますので、
すみやかに道を
お空けいただけますか?」

などと悠長にアナウンスされると、
「はぁ〜?」となりますよね。

逆に、
「10倍ポイントキャンペーン中なので、
よかったら利用してね」

というような内容の時は、
どうでしょうか。

 

「10倍ポイントキャンペーンを
行っておりますので、
皆様のご利用をお待ちしております」

などと、
思わず買い物をしたくなるような
感じの良い口調で

アナウンスする必要があります。

 

アナウンスにはいろいろな役割がある、と
認識しておきましょう。

・緊急情報の周知
・注意喚起
・顧客満足を促進するためのツール

アナウンスは、
聞きたくなくても耳に入ってきます。

この点を踏まえ、次回は、
アナウンスをする際に
気をつけることを考えてみます。

2017.3.30

 

〜あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ〜

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

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