ゼスチャーと音量

2017.1.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

先日、テレビを観ながら
あることを感じました。

お化粧をしながら
朝の情報番組を観ていたときです。
複数のコメンテーターが
ご自身の得意分野の解説をする、
どうということのない朝の番組です。

「ながら観」なので、
ほとんど画面を見ていなかった
のですが、

ある女性コメンテーターが
画面に映ると、

ん?

と目線がテレビに向かって
しまうのです。

なんでかな?
としばらく考えてから、出た結論。

「この方、ゼスチャーが高速!」

 

話の内容に興味を惹かれた
のではなく、

ゼスチャー=手の動き が
あまりにも高速スピードだったので、

手の動きに目がくぎづけになり
残念ながら、話の内容は
全く頭に入ってきませんでした。

 

あなたもきっと
こんな経験があるのでは
ないでしょうか?

『なんだか分からないけど、
話の内容が頭に入ってこない。』

その場合、
理由は2つあるように思います。

ひとつ目は、
目から入ってくる情報が
邪魔をしているから。

視覚情報は、
思ったよりたくさんの情報を
脳に送り込んでいます。

ものすごく「顔色が悪い」人を見たら

「身体の具合が悪いのかな?」
「心配事があるのかな?」
「なにか気に触ることしたかな?」

と考えてしまう経験、ありますよね。

その時、相手の話を聴くことよりも
相手の状態に注意を払うことに
集中しませんか?

 

ふたつ目は、
耳から入ってくる情報(=聴覚情報)が
邪魔をしているから。
※聴覚情報とは、サウンドとして
聴こえてくる音のことです。

必要以上に大きな声、
他の人と比べて飛び抜けて大きな声、
乱暴な話し方は、

話の内容を妨げる要素になります。

誤解が生じるかもしれませんが、

新幹線の中で聞こえてくる
関西弁を、
なぜ耳はキャッチするのでしょう?

おそらく、
周囲よりも大きな声で
威勢のよい話し方だからでは
ないかと思います。

(あくまでもみなこ調べ、です。)

と、いうことは、
話を聴いてもらうためには、

・ゼスチャーなどの視覚情報
・音などの聴覚情報

に注意を払う必要がある、
といえます。

2017.1.21

〜あなたのビジネスシーンを
1ステップ、スキルアップ〜

近藤みなこ
おもてなし人材プロデューサー
近藤みなこスキルアップ・ラボ主宰

ファミ・コン敬語に賛成?反対?

低い声で話そう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA