フランス式に年齢を重ねる。

2016.11.27

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

にしてつ柳川駅 美しいフォルム
にしてつ柳川駅
美しいフォルム
なっとく。
なっとく。

 

先日、福岡で不動産関係の
お仕事をなさっている、ある社長様の
講話を拝聴しました。

その方の人生をレビューする形で
お話を進められていましたが、
現在60歳で、これからのことを
お話になる際の表情が

いきいきして
口調も楽しげで
テンポが早く

「あ、これからの人生を
喜びを中心に考えてお過ごしになる
決意なんだな」と感じました。

 

E講師がおっしゃっていたことで
心に響いたのが、

「日本人は、
年齢を重ねることに対し

”年相応”と考える。

これに対し、欧米人は、
年齢を重ねることを
”自由に人生を
楽しむことができる年代

になる”と捉える」

 

なるほど、なるほど。
私は、フランスかぶれで、
カトリーヌ・ドヌーブや
ジャン・レノの映画は

ほとんど観ております。

フランス人というだけで
リスペクトしてしまう笑
ミーハーであります。

 

パリ好きなので、
学生時代から
度々パリを訪れております。

パリに到着したら、
ルーティンで訪れる場所が
決まっています。

 

例えば・・・
まず散歩するのが、
かつて岸惠子さんが
お住まいだった

アパルトマン周辺。

次に、
世界的に
有名なフローリストのお店を周ったり、

ユダヤ人街やアフリカ人街を
散策するのも毎回のこと。

ルーブルやオルセーは卒業して、
市内に無数にあるプチ・ミュゼを
周ったりしています。
(しかし、残念なことに
もう2年もパリを訪れておりません・・・)

 

大学でフランス語を学んだことで、
これほどまで人生が充実するとは
考えていませんでした。

2006年に
日本ソムリエ協会の主催する
ソムリエ試験に合格し、
ソムリエ認定を得たことで、
さらに私のフランス愛は
増していきました。

さて、先週43歳になり、
E講師ほどシニアライフを
意識はしておりませんが、
近い将来、私も「第2の人生」を
考える時がくるのでしょう。

 

そのとき、私は
日本人らしくなく、フランス人のように
自由に人生を楽しむことができる年代

を生きてみたいと考えています。

 

2016.11.27

 

CAの仕事はエキサイティング!

2016.11.24

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

私の育った町 北九州市戸畑区
私の育った町 北九州市戸畑区

 

今度、中学生向けの
「客室乗務員体験講座」を
担当させていただくことになりました。

ひとりでも多くの若い方々に
「客室乗務員になりたい!」と
感じていただけるような講座に
したいです。

 

私は、約17年この職業を務めましたが、
今振り返っても
「とってもいい仕事だったな〜」
と思うのです。

なにがやりがいだったのか、
分析してみます。

CAの仕事は、
単に「飛行機に乗って
お茶や食事を提供する係」では
ありません。
(もちろん、これも大切な業務です。)

「機内の保安状況を確認する係」であり、

 
「緊急事態に陥った時にお客様を
安全な状態に導く係」であり、

 
「急に具合の悪くなったお客様への
手当てをする係」

 
「火災が発生した際、鎮火する係」

 

・・・その他、フライト中発生する
様々な事象に対応する、あるいは
予見して対処する係です。

1日でも、「昨日の続き」はありません。
常に昨日とは異なった状況で働きます。

1便ずつ新しいお客様をお迎えしますが、
お客様どころか、
一緒にフライトする自分以外のCAさんは、
初対面のことがほとんど、なのです。

 

毎日が、緊張の連続で、
毎日が、成長の瞬間だったように思います。

あんなにエキサイティングな職場は
そうそうないでしょう。

人は、緊張感の中でのみ、
成長することできるのかな、と
思うことがあります。

私が長期間CAを続けた理由は、
成長し続けたい、という欲求が
強かったから、かもしれません。

 

体験講座では、若い方々に
「緊張感の中に
自分を追い込んでみよう!」と
提案してみようと思っております。

町のシンボル 若戸大橋
町のシンボル 若戸大橋

 

2016.11.24

 

 

 

 

 

3日坊主ウェルカム!

2016.11.21

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

お誕生日プレゼント☆ なにかな?
お誕生日プレゼント☆
なにかな?
ジャ、ジャーン☆ ありがとうございます
ジャ、ジャーン☆
ありがとうございます

 

さて、今回はこのブログについて
振り返ってみます。
私が「近藤みなこスキルアップ・ラボ」ブログを
始めたのは、2016年1月1日。

 

それまで、
ブログなんて私には書けん・・・、と
躊躇していた私が、
「2016年は、とにかく
新しいことを取り入れる」

と決心して、
なにブログがいいのか、を
いろいろいろいろ調べ、

やっと心に決めて、マニュアル本の
「はじめての簡単WordPress入門」を
購入して、

正月休みで立ち上げた、のが
このブログです。

すっかり記憶にはありませんでしたが、
マニュアル本の
最初のページに、
私はこう記入していました。

「2015.12.27購入。
ベトナムから昨日帰国。
動き続けよう 」
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今日、この本を見直して、
今年のお正月に立てた目標を
思い出しました。

それは、
3日に1度ブログを書く!
決心したこと。

 

おおよそ1年が経ち、
自分の行動を振り返ってみると、

忠実にブログ更新が
できたような、できなかったような。
(直近では11月18日に
更新できていませんが、
想像以上に3日に1度、
記事を書いたような気もします。)

私は最近、
「3日坊主ウエルカム」という
都合のよいモットーを掲げており、

このモットーのおかげで、
ブログ更新が滞っても、
気楽な気持ちで
自分を受け入れています。

ブログ以外でも、
私は3日坊主ウエルカムの精神で
やるべきことを気楽に続ける努力?を
続けています。

3日続いて4日目にダウンしても、
5日目に再開すればOK・・・

「動き続けよう」の決意は、
ダウンしても再開すればいいし・・・
という意味です。

そんな気楽な気分を
自分に適応することも大切かな、
などと、言い訳言葉を考えております。

 

3日坊主ウエルカム!

このモットーは、来年以降も継続します。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2016.11.21
 

ホーム・カミングデーで「帰属」を考える

20016.11.15

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

先日、母校から
「ホーム・カミングデーのお誘い」を受け、
先週末に出かけてきました。
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大学を卒業してから、
もう20年も経つんだ・・・

と、びっくり。

 

「ホーム・カミングデー」とは、
大学を卒業して10年、20年、30年、
40年、のタイミングで集う、という
イベントだそうです。

松林は20年前と同じ風景でした。
松林は20年前と同じ風景でした。

 

私は正直、
真面目な学生でなかったので、
母校に対する愛着とか、
懐かしさを感じたことは
ありませんでした・・・

・・・起業するまでは。

 

昨年2月に起業して以降、
大学の先輩や後輩に
どれほど助けられたことでしょう。

同じ大学の出身、というだけで
なんとも表現できない
絆が生まれ、信頼関係が発生する。
それは、
それまでサラリーマンだった
私にとって、非常に新鮮でした。

 

 

人間は誰しも「帰属欲求」という
欲求を持っているそうです。

帰属欲求とは、
どこかの集団に所属していたい、
という欲求だそうです。

例えば、家族。
例えば、学校、クラス、サークル。
いろいろな集団がありますね。

ホーム・カミングデーに出席して、
いろんな集団の中でも、

同窓、の繋がりは重要なんだなー、
と感じた光景がありました。

 

私は卒業して20年目のテーブルで
同窓メンバーとお話していました。

その数8名。
うち女性は、私ともうおひとりの2名。

隣りのテーブルは
卒業後30年のグループ。

その数50名超え。
男女比は、同じくらい。

卒業40年、卒業50年の
先輩方も30〜50名程度
ご出席でした。

 

つまり、私の所属する「卒業後20年」の
グループの出席者が極端に
少なかったのですが笑、
(女性は子育て、男性はお仕事が
最優先の世代ですから。)

 

私が安心したのは、

次のホームカミングデーでは、
きっとたくさんの同窓の仲間と
出会えるのだな、と確信したからです。

同窓の絆は、30年、40年と年を重ねて、
さらに厚くなるものなのでしょう。

10年後が楽しみです。

 

2016.11.15

 

 

 

 

 

 

 

 

「笑顔→真顔」をなくそう

2016.11.12

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

陥没事故2日後、博多駅。
陥没事故2日後、博多駅。

 

先日、経営者勉強会で
お目にかかった方から
こんなご指摘をいただきました。

「よく飛行機に乗るんだけど、
CA(客室乗務員)さんって、
対応中の笑顔は素晴らしいのに
対応後、急に真顔になるよね。

同じ人だと思えないくらい
怖い(笑)」

・・・耳の痛いお話です。

 

私も現役のとき、
どうしても笑顔を継続できず
表情で怒りや不満を
表現してしまったことが
あります。

 

今だからカミングアウトできますが、
ちょっと思い出すだけでも、

 

後輩へ上手に指示できず
思い通りにマネジメントが
できなかったとき。

台風で3時間遅れて就航し、
お客様からご意見を頂いて
しまったとき。

 

こんなときには、
お客様に対して

「今、忙しいから
話しかけないでください」

という表情や態度を
取ってしまったことが
ありました。

 

私は今、仕事柄
ホテルや小売店などに
店舗巡回で伺うことが
あります。
純粋な第3者目線で
スタッフを観察すると、

「笑顔→真顔」

気になって、気になって
仕方がありません。

さらに、店舗内にいらっしゃる
お客様を観察すると、
対応中のスタッフよりも、
なにも対応していないときの
スタッフの様子のほうを、
よく見ています。

また、自分以外のお客様と
対応している様子を
別のお客様が客観的に
眺めていることも多いのです。

もちろん、
接客中の対応は大切であり、
スタッフとしてのプロ意識が
試される場面ですが、

対応していない場面の
過ごし方にこそ
注意を払う必要があるのだ、
と思います。

私は今、
店員さんをしている訳では
ありませんが、
街を歩くときや
乗り物に乗っているときの
表情や態度に注意を払おう、
と改めて思いました。

 

あなたも何もしていないときの
表情を意識してみませんか?

 

2016.11.12

 

 

「○○してもらってもいいですか?」

2016.11.9

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

中瀬ゆかりさんが以前、

「言葉は民主主義だから、
定着するフレーズは、
今は違和感があっても、
なんだかんだ残っていくもの」

とおっしゃっていたのですが、
最近このフレーズを耳にするたび

・・・定着してほしくないなぁ

と思うのです。
そのフレーズとは、

 

○○してもらってもいいですか?」

 

今回は、
このフレーズについて考えてみます。

あなたはこのフレーズを使いますか?

私の以前の職場では
頻繁にこのフレーズが飛び交っていました。

例えば、こんな風に使います。

「1Aのお客様に、日経新聞を持って行って
もらってもいいですか?」

ちょっと丁寧になると、
「1Aのお客様に、日経新聞を
お持ちいただいてもよろしいですか?」

どちらも、丁寧なようで丁寧ではない
表現です。

これらのフレーズは、命令表現です。

 

つまり、丁寧感を出しながら、

「持って行け。」

と命令しているのです。

なんとなく、気分が良くないですよね。

私は、極力この表現を使わないように
気をつけていますが、
どのように言い換えるとよいでしょうか?

「1Aのお客様に、日経新聞を
持って行ってください。」

これで十分です。
シンプルな命令表現ですが、
言い方に気をつければ、
依頼表現のように使用できます。

そう、同じフレーズでも
言い方=表現方法が大切
なのです。

 

以前の職場で
○○してもらっても
よろしいですか?」が
蔓延していた理由は、

言い方に配慮する手間ひまが
面倒くさかったからでしょう。
(CAは業務が多いとき、
いくつものタスクを抱えています。)

 

できれば、このフレーズは
民主主義の原則に則って

今後すたれていってほしいな、と
願っております。

今年初めてのお誕生日プレゼント!ありがとうございます。
今年初めてのお誕生日プレゼント!ありがとうございます。

2016.11.9

 

 

 

 

 

 

博多と福岡。

2016.11.6

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

今日テーマにしたいことは、

「博多」と「福岡」の違いについて、
です。
実際、博多や福岡の方以外の方で
どれほどの方が、
「博多」と「福岡」の
違いを認識していらっしゃるでしょうか?

今、福博の街では落語祭りが
行われており、落語ブームなのです。

福博、と一言で言いますが、
実は「福岡」と「博多」は
ライバル関係にあるそう。

私は、いわゆる「博多っ子」ではありません。
「福岡んひと」です。

博多区以外の人のことは
「ふくおかんひと」と称されるらしいです。
あなたは落語の寄席に
行ったことがありますか?

私、この度初めて落語会に行きました!
博多天神落語祭り

私が伺ったのは、こちらの寄席。
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笑って笑って、涙が出ました。

すごいですね、落語って。

笑いが起こるのは当然でしょうが、
なんで、涙がでるんでしょう。

私の周囲にいらした方々からも
鼻をすする音が聴こえてきます。
やはり、話し手さんの「上手」が
関係しているのでしょう。

 

江戸時代、江戸や大阪に
生きた人の息遣いや苦悩や
子供をおもう気持ちや
別れた女房を思う気持ちが

そのステージで再現され、
私の頭の中でその状況が再現
される・・・という、

これが、落語なのでしょう。

 

私が、博多天神落語祭りで
落語を聴くのは2回目ですが、
博多天神落語祭りそのものは、
今回が10回目、とのこと。

博多んひとでも、ふくおかんひとでも
落語は面白いけん、
来年もまた応援せな、いかん。

2016.11.6