2016.10.20
こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。
今回は、
「NGフレーズ」、つまり
ビジネスシーンでふさわしくない
言葉使い、について
考えてみます。

ちょっと前のことなのですが、
知り合いの男性に
こんなことを言われました。
「みなこさん、
若い頃はモテたでしょう?」
にこにこしながら、
おっしゃるのです。
どうやら彼は、
このフレーズを「褒め言葉」として
使っているようなのです。
あなたは、どう思いますか?
「若い頃はモテたでしょう?」は
褒め言葉なんでしょうか?
言葉のコミュ二ケーションは、
言った人と言われた人との
認識が一致していないと、
ミス・コミュニケーションに
なってしまうのですね・・・。


では、この先は私が考える
ビジネスシーンNGフレーズを
ご紹介します。
■「すみません」は
正式なビジネスフレーズ?
済まないことをしてしまった時に
使う言葉ですが、
あなたは、どんな場面で
「すみません」を言いますか?
よく耳にするのは、
お詫びのシーンでの「すみません」。
しかし、お詫びのシーンで
使うフレーズには、
「すみません」より
もっとふさわしいフレーズがあります。
「ごめんなさい」
↓
「すみません」
↓
「申し訳ございません」
「申し訳ないことを致しました」
ビジネスシーンでは、
「申し訳ございません」を
使います。
もうひとつは、
「失礼します」や「恐れ入ります」の
代わりに「すみません」を使うこと。
「すみません」は便利な言葉ですが、
なんでもかんでも「すみません」で
済ませてしまうと、
言葉のヴァリエーションが少なくなり、
薄っぺらい会話表現になる
危険があります。
なるべく「すみません」に頼らず
「失礼します」
「恐れ入ります」
「お手数をおかけします」
「お差し支えなければ」
「恐縮です」
「ご面倒をおかけします」 などなど
使い分けてみると、
ビジネスシーンがワンランクアップ、
間違いありません。
2016.10.20