加賀屋さんの失敗と展望

2016.9.12

こんにちは、
おもてなし人材プロデューサーの
近藤みなこです。

 

2014年11月に発刊された
茂木健一郎さんのこのご本。
「加賀屋さんに教わった おもてなし脳」の画像検索結果

私は、この本から、
「おもてなし」と「サービス」の
違いを明確に学びました。

 

簡単に言うと、
おもてなしは、
仕掛ける人が主役。

サービスは、
要求した人が主役。

この違いを、茂木先生が
加賀屋さんの
おもてなしを題材に
分かりやすく説明してくれて
います。

おもてなしとサービスの違いを
知りたい方におすすめの本
です。

加賀屋さん、といえば、
日本を代表する旅館、です。

私はまだ、加賀屋さんを
訪問したことはありません。
でも、いつかは
日本最高のおもてなしを
経験したい!と思っています。

そんな中、
信じられないニュースが
報じられました。

 

 

”石川県は6日、
和倉温泉の高級旅館
「加賀屋」に宿泊した
男女15人が食中毒になった
と発表した。

県薬事衛生課によると、
2日に加賀屋で夕食を食べた
24~87歳の宿泊客15人が
下痢や嘔吐(おうと)などの
症状を訴えた。

同課は腸炎ビブリオが
原因と断定し、

夕食で出た刺し身の洗い方が
不十分だった可能性がある
とみている。”

 

加賀屋で腸炎ビブリオ・・・
ちょっと信じられません。

加賀屋のおもてなしを
支えているのは、安全と
信頼、であったはず。

現に、2004年(平成16年)
10月23日に発生した、
新潟県中越地震では
全宿泊客を的確に誘導した、
として、メディアに
取り上げられていました。

(航空会社でも、危機管理
能力を学ぼう、ということで
加賀屋さんの事例を学習
しました。)

加賀屋さんが今後、
どのように信頼を回復していくか、
私は見守りたいと思います。

きっと、加賀屋ブラントを
今以上に高める結果を生む
のではないか、と
期待しています。

 

2016.9.12

 

 

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