2016.4.15
こんにちは、おもてなし人材プロデューサーの近藤みなこです。
バドミントンの桃田賢斗選手の記者会見をご覧になりましたか?
「なんでへらへら笑ってるの」
「表情がおかしい。笑う場面じゃないよね」
「“あ〜、かったるい。早く終わらないかな” と思ってそう」
「反省の気持ちが全く伝わってこない」
ネット上の反応に激しく同意。
私は、アルカイック・スマイルを
日常の基本の表情に設定することを推奨していますが、
今回の桃田選手の表情を見ると、
うーん・・・、アルカイック・スマイルが仇になる場面があるとは・・・。
★
アルカイック・スマイルを説明します。
口角が生まれつき上がったお顔立ちの方のことを指します。
例えばこの方。浅田真央ちゃん。
ご本人は笑っていなくても、
周囲から見ると微笑みをたたえているように見えます。
このお顔立ちの方がアルカイック・スマイルの人です。
日本人の8割は口角が下がっていると言われます。
生まれつき口角の上がっている
アルカイック・スマイルを生まれ持った方はたった2割。
桃田選手もそのお一人。
恵まれたお顔立ちなのです・・・通常は。
アルカイック・スマイルを持つ方々は
日常生活で得することが多いのです。
例えば、
「いつも穏やかでいいですね。と言われます。
いえいえ今もイラついているんですけど。」
→イライラしていることを感じさせない。
「知らない人によく道を尋ねられます」
→道を尋ねるとき、無意識に、
優しそうな人、余裕のありそうな人を選びますよね?
アルカイック・スマイルのお顔立ちの人は、
話しかけられやすい雰囲気をまとっているのです。
ですから私は、
意識して口角を上げるようにトレーニングしています。
しかし、今回の桃田選手の表情を見て思ったこと。
アルカイック・スマイルが仇になる場面があるとは。
勉強になりました。
2016.4.15