伝説のボスザル ベンツ に学ぶ

 

2016.2.24

こんにちは、おもてなし人材プロデューサーの近藤みなこです。

 今年は申年ですが、お猿さんのリーダーシップにまつわる興味深いお話を伺いました。

 伝説のボスザル、ベンツ。

 ベンツの生涯を追いながら、リーダー像について考えてみます。

                ★

大分県の高崎山自然動物園。

1987年に歴代最年少の9歳でB群のボスとなったベンツ。
しかし、1990年2月、C群の雌ザル「リザ」に一目惚れして、B郡のオスの座を追われます。

リザを追いかけてC群に移ったベンツは、最下位から徐々に地位を向上し、ナンバー2を10年努め、ついに2011年2月、C群の第9代ボスザルに就任しました。
高崎山自然動物園で異なる2つの群でボスザルになったのは、ベンツだけだそう。
人間年齢で100歳まで生きたそうです。

 

ベンツのような生涯に憧れる、とおっしゃっている方がいました。

 ベンツは2度にわたり、異なる群れのボスになっています。
ボスに選ばれるには、群れのサルたちからの信頼が必要です。

 

ボスは、数百頭の群れを束ね、秩序を作り、時には、群れを外敵から守るために戦います。
周りから尊敬を集めなければ、群れのトップになることはできないそう。

 

私が興味を持ったのは、彼がC群に移ってから。

ベンツが、ナンバー2として10年もボスを支え続けたことです。

 ベンツは、群れを愛していたのでしょう。
ナンバー2時代のエピソードでは、群れを守るために、他の群れとの争いごとには率先して身を投じたそうです。また、メスザルが餌場で食事をする間、離れたところに佇んで見張りをしていたそうです。

群れを愛する姿が、お世話をしていた動物園の係員の方にも伝わってきたそうです。
(詳細は『ベンツ 消えた伝説のサル』緑慎也/ポプラ社 参照)

 

ベンツは、律儀で頑固な昔気質の親方のようなサルだったようです。
リーダーに必要な要素を持ったボスザルであったのでしょう。

 

2016.2.24

 

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